2023年6月19日(月) 3年生 はじめての毛筆書写

みんなが首を長くして待っていた毛筆書写の学習を、先週行いました。

初めて見る道具にワクワクが止まらないこどもたち。でも、「書写は心を落ち着けて、集中して取り組む学習」という話を始めにしました。

 

202306_3nen_mohitu1.jpgそれぞれの使い方や姿勢などを確認した後、いよいよ太筆をほぐして準備完了!墨汁を硯に流し、恐る恐る筆をつけ、紙に書いてみます。その表情は右の写真にもあるように、真剣そのもの。

 

始めは横線を引いたり、グルグルと迷路のような線を書いたりしてみます。「何か不思議~」「思ったより上手く書けた」「墨がなくなって線がかすれた」「細い線は難しい...」色んなつぶやきが、聞こえてきます。

 

墨の香りに「いいにおいがする」と感じ取ったこどももいました。(実際、墨汁には心を落ち着ける成分が入っているようです)

 

202306_3nen_mohitu2.jpg今回の学習は"なるべく細い線で渦巻を書く"というゴールを目指しました。どうしたら細い太いを筆で表すことができるかは、経験していく中で身につくかと思います。

 

毛筆書写の中で私が一番大切だと感じているのは、後片付け。残った墨の扱い、使ったものの戻し方、そして、あちらこちらを汚さないように片付けていくには、段取りが重要です。時間内にどう片付けたらよいか、早く片付け終わったらどうしたら良いのかを考えながら、進めていかれたらと感じています。