2018年7月11日(水) 命の学習(6年)

上田市の助産師さんによる「命の授業」がありました。

この授業を通して、助産師さんは、

6年生の子どもたちに、命のはじまりを伝え、

自分の命の大切さを感じる場面をつくってくださいました。

子どもたちの感想をお読み下さい。

 

「命の学習で、赤ちゃんもすぐ亡くなったり、おなかの中で亡くなったり、そのお母さんも命を落とすから、自分たちは奇跡的に生きていると思いました。産まれる前も卵子と精子が一緒になったのもすごいことだと知りました。この勉強をするまで、卵子と精子は普通に一緒になって、当たり前のように赤ちゃんが産まれてくるんだとしか思ってなかったので、命の学習をして、生きているのは奇跡なんだと知りました。卵子に入るため、精子がみんなで卵子のバリアを溶かしてその中に入れるのはひとつだけで、それが自分だと思うと産まれるまですごい苦労を重ねてきたんだなと思いました。」

 

「助産師さんの話を聞いたら、予定よりとても早く産まれてしまったり、産まれる前に死んでしまったり、出産するときにお母さんが死んでしまったり、いつどちらが死んでしまってもおかしくない、本当に命がけなんだと分かりました。助産師さんは、胎児だけでなく、ふたりの命をあずかって、産まれた後も見守らなくてはいけない大変な仕事だとわかりました。」

 

「助産師さんは、産まれてくる赤ちゃんとお母さんの命を預かる仕事だと分かって、責任感がないと出来ない仕事だなと思いました。お母さんは、私を必死で産んでくれたんだというのが分かって「ありがとう」という気持ちになりました。助産師さんは、うれしい気持ちにも悲しい気持ちにもなると言っていて、つらい仕事でもあるなと思いました。人形の赤ちゃんを持ってみての感想は、8ヶ月の赤ちゃんだったので、とても重たかったです。」