2020年7月14日(火) 授業のユニバーサルデザイン化を目指して~5年2組の実践より~
本校では授業のユニバーサルデザイン化を進めています。
授業のユニバーサルデザイン化とは、すべての子どもが楽しく「わかる・できる」ように
工夫・配慮された授業をつくりあげようという授業改善の取り組みのことです。
今日は、5年2組がその授業を公開してくれました。
教科は算数で、下の図のような立体の体積を公式を使っていろんなやり方で求めてみようという課題でした。
子どもたちは立体を分割してそれぞれの体積を求め、それを合わせて全体を求めるやり方や
欠けている部分があるものと想定して、大きな直方体をイメージし、欠けている部分の体積を全体から引くという2通りの求め方を導き出していました。
担任の先生はどの子にも分かるようにブロックを用いて説明したり、ヒントカードを用意したり、個別支援したりと一人一人に寄り添った支援をして下さっていました。
まさに全員が「できる・わかる」喜びを味わうことのできる授業でした。
ちなみに、塩田地区4小中学校では、授業のユニバーサルデザイン化に長野大学と連携して取り組んでいます。