2018年12月26日(水) 2学期終業式 水出校長の話

「気持ちを新たにして新年を迎えよう」

明日から冬休み。

この休みを「年末年始休業」とも言いますが、

「年末」というのは、今年の終わり、「年始」というのは新しい年の始まりということです。

この写真を見てください。

何かわかりますか。

そうです。「除夜の鐘(じょやのかね)」です。

音を聞いたことがある人、または、ついたことがある人もいるかもしれませんね。

「除夜」とは「1年の最後の日の夜」のこと。

ですから、「除夜の鐘」とは、12月31日の夜につく鐘のことを言います。

それでは、除夜の鐘は何回つくか知っている人はいますか。

実は「108回」というのが日本中に知られている数です。

人には迷いや悩みが「108」あると言われています。

迷いや悩みというのは、誰でも持っているものですが、

「欲の心」「怒りの心」「恨みの心」など、

これらを合わせると全部で108になるという考え方が昔からあったようです。

大晦日の夜、今年一年を振り返って、

反省することは素直に反省し、

新しい年はそうならないように気をつけるために、

除夜の鐘は、108回つくのです。

東塩田小学校のみなさんも、

大晦日の夜に、今年一年を振り返って、

来年は少しでもよくしていこうという気持ちを持って新年を迎えて欲しいと思います。

来年の1月8日には、元気に登校し、笑顔であいさつをしましょう。