2019年11月13日(水) なかよし月間の校長講話

今月(11月)は、「なかよし月間」です。教室では「なかよし標語・なかよしの合い言葉」をつくったり、道徳の授業で「なかよし」について学習したりしていると思います。また、児童会の「なかよし集会」や「なかよし音楽集会」など、学校全体で活動することもあります。今月行われる色々な学習や活動に、自分から積極的にかかわって、「なかよし」についてしっかり学んでほしいと思っています。

 私は、「なかよし月間」になると、いつも思い出すことがあります。それは、小学校3・4年生の頃、6年生の女子から、「おまえは、どうしてそんなに太っているんだよ。おまえの母さんを見てみたいよ」と悪口を言われたことです。とても悲しくて悔しい気持ちになりました。このことは、40年以上たった今も忘れてはいません。きっと、だれにでも、このような忘れられないことはあるのではないでしょうか。ですから、私には「悲しい気持ちになる人がいない優しい学校になってほしい」という願いがあります。

 そこで、今日は、私から各学年に、優しくなるために、とても大切なことが書かれている「なかよし標語・合い言葉」を課題として出しますので、この後、教室に戻ってから、担任の先生と一緒に考えてください。

6年生は、「やめて!と言えない人もいるんだよ。わかってあげて心の痛み」、

5年生は、「ぼうりょくは、言葉の中にも あるんだよ。」、

4年生は、「なりたいな。あいてのきもち わかる人」、

3年生は、「やめようね。いじめみぬふり しらんかお」、

2年生は、「ごめんねと 言えるゆう気が だいじだね。」、

1年生は、「ごめんなさい。 また もとどおり いいことば」です。

それぞれの合い言葉について、しっかり考えて、感想を教えてください。