2021年10月27日(水) みんなちがって、みんないい~校長講話から~
「この絵から、何が見えますか?」
校長先生から、子どもたちへの問いがあります。
「つぼ!」「人が二人」「向き合っている人」「花びん」
有名なだまし絵を見た子どもたちから様々な意見が出ます。
見方や見る人によって、同じものも違って見えることに子どもたちが気付きます。
また違うだまし絵が登場し、様々な意見が飛び出します。
「若い女の人」「おばあちゃん」
一つの絵にいろんな見え方があるということに気づいた子どもたちは、
多面的な見方でだまし絵を見るようになります。
次に「魚が3匹います。2匹もらいました。今何匹いますか?」の問いがでると、
1年生の子どもたちでも、この問いに対していろんな想像を巡らせます。
単純に「1匹」と答える子もいれば、
「もらった2匹が魚とは限らないから、答えが難しい」
「もらった魚が、一緒にいるとは限らないから、答えは、2匹か3匹か5匹のどれかだと思う」
校長先生の予想通り、だまし絵を見てきた子どもたちはいろんな見方ができるようになりました。
「いろんな見方、感じ方がある」
「違うから、楽しいし、面白い」
「自分と違う見方、感じ方、考え方を大切にしよう」
と校長先生は最後にまとめました。
11月はなかよし月間です。
多様な価値観を認められる、そんな子どもたちが活躍する月間にしたいと思います。