2018年5月16日(水) 「自分の力を精一杯出そう!」(校長講話)

<昨年度の運動会短距離走の現6年生のビデオ動画の映写>

みんな全力で走っていてすばらしいですね。

いよいよ来週から「運動会特別時間割」が始まります。

さて、この写真を見てください。

<平昌五輪での小平奈緒選手と李相花(イ・サンファ)選手のレース後の写真掲示>

みなさんも、見ていた人がたくさんいたのではないかと思います。

スピードスケート500mで、小平選手が1位になり、日本女子で初の金メダルを獲得しました。

李選手は2位で銀メダルを獲得しましたが、3連覇を逃して号泣していました。

ライバル同士だった2人ですが、

小平選手は、どんな気持ちで李選手に歩み寄って抱きかかえたのでしょうか。

やっと李選手に勝てて、自分が金メダルをとったことを喜んでいるだけではありません。

李選手に勝って1位になれたことを自慢しているわけでもありませんね。

自分が勝った相手(負けた相手)の気持ちも考えているのかな。

さて、皆さんに聞きます。

運動会の短距離走(かけっこ)で自分が1位になれたら、どんな気持ちになりますか。

では、2位・3位・4位・5位になったら、どんな気持ちになりますか。

運動会では同じ学年の仲間でも、走る時にはライバルになります。

小平選手と李選手のようです。

まず、自分が一生懸命走ること。

そうなると、きっと自分のライバルも一生懸命走るでしょう。

一生懸命同士の走り合い。

結果はわかりませんが、自分が一生懸命走ることを大切にしてほしいと思います。                     

最後までしっかり聴いてくれました。これで終わります。ありがとうございました。