2025年9月18日(木) 5年生 高原学習に行ってきました
9月18日19日は5年生最大の行事である高原学習でした。宿泊を伴う学習は初めてとあって皆心弾んでいたことでしょう。1学期から少しずつ事前学習を行う中で、この高原学習で願うことは「自分たちの高原学習」という思いをもって臨むことでした。それぞれの班や係に分かれ、自分の持ち場で自分の役目を果たすこと、人任せや人に聞いて動くのではなく自分で考えて行動すること、そして一人ひとりが楽しいと思える高原学習にすることをめざし当日を迎えました。
1日目、まずは烏帽子登山。登りは大変きつく息が上がりましたが、皆で声を掛け合いながら頂上をめざしました。登りは天気も良く、稜線に出ると眼下に広がる東御や上田の街が見えました。頂上へ行く途中ではなんとカモシカが出迎えてくれました。そして全員登頂。皆で万歳をして写真を撮りました。頂上は霧の中、お昼を食べている頃からぽつりぽつりと雨が降ってきて、早めの下山となりました。雨の降りしきる中の下山となり、靴やズボンが濡れるなどしましたが、弱音を吐くことなく全員無事に下山することができました。宿舎に着くと、ホテルの方のご配慮で濡れた物を乾かすよう乾燥室を使わせていただきました。その後、ボッチャの体験をしました。班対抗のトーナメント戦で大変盛り上がりました。雨もすっかり上がり静寂に包まれた湯ノ丸の夜。いよいよキャンプファイヤーです。火の神から「団結の火」「勇気の火」「笑顔の火」をいただきました。炎を囲んでのフォークダンスではアンコールが出るほど盛り上がりました。友だちとの花火もとても楽しいものとなりました。5年生みんなの絆が深まるキャンプファイヤーとなりました。
2日目、飯盒炊爨では、ご飯・カレー・焚き付けなどそれぞれの分担で仕事をしました。火をおこすのに苦戦したり、ご飯やカレーがなかなか沸騰せずやきもきしたりしましたが、どの班も無事カレーができ、自分たちで作ったカレーに舌鼓を打っていました。その後、池ノ平湿原ではオリエンテーリングを行いました。それぞれのポイントで出されるお題を班で協力してクリアしながら次に進んでいきます。霧が立ちこめている中を進むのはどきどきしましたが、班で協力し合い、無事ゴールすることができました。
お天気が心配な2日間でしたが、終わってみれば全ての行程を予定通り進めることができました。悪路の中歩いたことも一生忘れられない思い出となったことでしょう。2日間の高原学習を通し、初めに願っていた「自分たちの高原学習」に近づけたのではないかと思います。この経験をいかし、この先も5年生みんなで共に歩んでいきたいと思います。