2009年4月24日(金) 4月24日 1年生を迎える会を実施

090424.jpg 24日(金)に、「1年生を迎える会」がみんなでつくる時間に行われました。この会は1年生にとっては、学校のことが少しでもわかり、傍陽小学校のお兄さんやお姉さんとふれ合う機会をもつことで、「優しくてよかったな」という思いを持ってもらうと、また上級生にとっては、新しく傍陽小学校に入学し、児童会に入った1年生に、みんなでおめでとうの気持ちを伝えるようと、運営委員会が中心となって企画運営されたものです。
 兄弟学級の6年生とペアになって手をつないで入場した1年生。児童会長の歓迎の言葉の後は、1年生が一人一人自分の名前を大きな声で言った後、ペアで組んでいる6年生が、「○○さんの好きな遊びはドッジボールで、将来の夢は魔法使いになることだそうです」といった補足説明をしました。6年生は事前にペアの1年生に、いろいろなインタビューをしてあり、その中から「○○さんを紹介するに、一番ふさわしい内容」を二つぐらい選んで紹介してくれました。
 そして、全校での集会に慣れていない1年生を体育館への入退場を含めて決められた時間内で実施するという厳しい制約の中で、全校の人がかかわって「1年生歓迎ゲーム」ができるようにと考えたのが、「なかよしジャンケン列車」と「くねくねトンネルを探検だ!」です。「なかよしジャンケン列車」では、全校のみんなが体育館いっぱいに広がり、音楽が止まったら、近くの人(違う学年の友だち)と握手をしてから、自己紹介をし合いました。その後、ジャンケンをして、負けたら、勝った人の後ろについて列車をつくっていきました。だんだん、長い列車になっていき、最後のジャンケンで勝って全校の先頭になったのは、1年生のMさんでした。
 続いて行われた「くねくねトンネルを探検だ!」は、3~6年生が違う学年の友だちと二人一組のペアを組んで、大きな円になるようにトンネルをつくりました。1・2年生は音楽が流れたら、そのトンネルの中をくぐっていき、音楽が止まったら、3~6年生が「ロンドン橋」のように橋を落として、1・2年生をつかまえます。つかまえたら、そこでお互いに自己紹介をしていきました。つかまった1・2年生は、トンネル役にはならないで、再び音楽が流れたら、トンネルをくぐり続けて遊びました。
 全校のみんながそれぞれ夢中になってゲームをしている中で、自然に1年生とふれあうことができ、なかよしになれるきっかけづくりになりました。6年生はペアになっていた1年生が、「戸惑っていないか」「楽しんでいるか」といった具合に、終始1年生を気遣い支えている姿が見られました。ペアになった1年生が喜ぶ姿を見るだけで十分満足そうな6年生の姿は、すごく頼もしく、また新たに6年生らしさが加わったなと感じました。今後一年間、1年生と6年生との兄弟学級交流がどのように展開していくか楽しみでもあります。