2009年8月 5日(水) 8月5日 長野県学校合唱大会にクラスで参加、優良賞に輝く

夏休み中の8月5日、セレスホールで行われた長野県学校合唱大会東信予選会(NHK全国学校音楽コンクールブロック大会)に6年松組で出場しました。歌った曲は、二部合唱「君の笑顔が好きだから」です。

6月の音楽会を終えてから、早朝や放課後を利用しての特別練習が始まりました。この特別練習を通して、一番うれしかったことは、子どもたちが真面目に参加してくれたことです。そして、一人一人が本気になってきたこと。これは顔つきをみれば一目でわかります。さらには、一人一人が自信をもってきたこと。本番は絶対に緊張します。するなといっても無理です。(むしろ緊張する場面に立てることは幸せなことなのです。)そんな時に自分が一番頼りになるのは、何と言っても今までの練習です。練習でできないことは本番でもできません。ここまで他の学校の合唱部にも負けないくらい練習を積み重ねてきました。私はここまでの子どもたちの成長ぶりを感じられただけでも、参加してよかったなあと感じています。そして当日は、審査員がどんな評価をしようが、一番は自分自身が全力を出し切って、自分自身が納得できた歌が歌えたかどうかです。そして、晴れ舞台の上で「笑顔」で歌いきってくれるかです......。

そして当日、ステージの上に立った人数は22名と、参加校の中で最少でしたが、堂々と歌い切る事ができました。その時の様子をある児童は以下のように振り返っています。

【応援してきてくれた方に感謝!】私はコンクール本番では、あまり緊張しませんでした。たぶん、バスの中で友だちとおしゃべりなどをしていたから、緊張がだんだんなくなったんだなと思います。自分たちの出番になる少し前に、今までの練習のことなどを少し振り返ってみました。渡辺睦雄先生は、聴いている人が気持ちよくなる声がいい声、自信をもってもっと出した方がいい、音色と音の太さをそろえる、「ア~エ~イ~オ~ウ~」の発声練習、周りの人の声に合わせて、などということを教えてくださいました。白石みさよ先生は、早口のところがかなり難しいけれど、頑張ってね、白石先生自己流の早口言葉「白石早口言葉」、「ぼくのために」の「の」の音、しっかり出す、などを教えてくださいました。太田守先生は、ぐらぐらしない、息を一杯使って頭のてっぺんへ、ほほの筋肉を上へ、高い音はあごをひく、前歯を少し見せて、「いつも」の「も」の響きの中から、「泣いていたね」の「な」を決める、「が」は鼻に抜けて、「しんじることができなくて」の「く」だけ決める、「たったひとつ」は小さくても言葉はf(フォルテ)、「できることがある」はしっかり歌う、「今はもう」は抑えて、アルトは「素顔のままにほほえんで」の「え」の音は注意、言葉の子音を出して、「ぼくのためにほほんえんで」の「ほほえんで」をやわらかく、2回目はやさしく、などということを教えてくだしました。岩下史弥先生は、ユニゾンがとても大切、音読のレベル=歌のレベル、地声から歌声に、耳の前の穴が開くのを意識する、などということを教えてくださいました。私たちが、「満足できた歌」を歌うことができたのは、永井先生、赤池先生、丸山先生、お家の方々、他にもたくさんの方々のお陰と、暑くて大変な夏休み中も、みんなで練習してきた努力があったからだと思います。結果は「優良賞」でした。「優秀賞」は取ることができなかったけれど、今までやってきたことをすべて出し切ったので、後悔をしていません。今まで私たちを支えて、応援してきてくれた方々、本当に感謝しています。ありがとうございました。