2009年11月 2日(月) ぼく・わたしのねがい ~七夕に願いを込めて~

自分たちで聞いてきたことをもとに、「自分たちはどんな七夕にしたいか」を話し合いました。その結果、
○保育園や幼稚園でやってきたように、七夕飾りを作る。
○飾りは、自分たちで考えて作る。
○願い事は、自分たちで書く(朝露を墨ですって書く)。
○竹を自分たちで採りに行って、きってくる。
という内容におよそ決定しました。 飾り作りは、園での経験もあり、いろいろな飾りを自分たちで作っていました。折り紙で作る天の川を作っていた奨さんを見て、保育園出身の子が「作り方教えて!」と声をかける姿もあり、異なる経験をしている中にもつながりを感じることのできる場面でした。 願い事については、「サトイモ(この辺ではイネでも行っていたそうです)の朝露を集めて、墨ですって願い事をしたためる。」という子どもたちの強い思いを受け、やってみることにしました。
さっそくクラスの数名の子が、朝露を集めてきてくれました。みんなは食い入るようにそのペットボトルを見つけていました。その後、他の子どもたちもチャレンジしたという声を聞くことができました。「とろうとしたけど、集まらなかった。」 「ほんのちょっとしか集まらなかった。」と子どもたちは残念がっていましたが、たとえ集められなくても、集めようとがんばったことが大事な姿だと子どもたちに話しました。私も朝40分ほど集めましたが、ペットボトルにほんの僅かしか集めることができませんでした。 でも、この大切な朝露を大事に使いたいという思いになりました。 この朝露を使って、願い事を紙にしたためました。大切に墨ですり、丁寧に願い事を書くことができました。 さらには自分たちで竹を採りに行って、これまで作ってきた飾りや願い事を竹に飾りました。自分たちの思いの詰まった七夕飾りができました。