2024年11月 6日(水) 地域の方に教わるプロジェクト(5年)
地域の方に「SOSの出し方教室」を行っていただきました。
「今の調子を自分で表すことができる」ということが大切であることを、まず教えていただきました。
「元気だけどストレスがある」状態であれば、好きなことをするなどして息抜きをすればいいけれど、「元気がない」状態で息抜きしようとしてもさらに疲れてしまうことを教えてもらいました。「元気がない」ときは、栄養を摂ってしっかり寝て、自分を回復させることが大切だそうです。
その状態の違いを、紙風船を使って実感させてもらいました。
「元気だけどストレスがある」は紙風船が少し潰れた状.態。この状態だと、紙風船をポンポンしているだけで自然と膨らみ、元の状態に回復しました。人には誰にも回復力(レジリエンス)があり、日常の生活をしながら自然と元気を回復することができるそうです。
「元気がない」は紙風船がもっとつぶれた状態。この状態だと、いくらポンポンしても紙風船が膨らむことがありませんでした。もはや自分の回復力では回復不可能ということを実感しました。紙風船、みんなが心の底から納得できる本当に素晴らしい手だてだと思いました。学ばせていただきました。
「元気がない」ときは回復にも限界があるから人に助けてもらう必要があること。そのSOSを出すためのポイントについても教えていただきました。