2024年12月12日(木) 非違行為防止研修~アンガーマネジメント~

非違行為防止研修 ~教育現場におけるアンガーマネジメント~

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 昨日の職員会議の前に、全職員で非違行為防止研修を実施しました。

 教育現場では「叱る」がついつい「怒る」になり、時には「暴言」と捉えられてしまう

 こともあります。「暴言」は「体罰」として取り扱われます。教員の不適切な指導が

 児童生徒にレッテルを貼り、他の児童生徒からのいじめを誘発する原因となることも

 あるので、我々教員の「倫理観」「人権意識」の高揚を常に図っております。

 今回は「教育現場におけるアンガーマネジメント」について、教職員間で

 この研修が「自分事」となるように、互いに熟議を重ね思いを語り合いました。

 アンガーマネジメントのポイントは3つ

 1「落ち着く」(6秒間我慢する・心が静まる言葉をもっておく・思考の停止・

        ものをじっと見る・その場を離れる 等)

 2「『怒らないこと』と『怒る』ことに分ける」

   アンガーマネジメントの基本は「怒らなくてもいいことは怒らない」

   ⇒自分で怒る基準をもつと、それ以外は怒らずにすむ

    例えば...「危険なことを止める場合」「明確ないじめをしている場合」等

   怒らないものには対策を考える⇒いかにトラブルを想定し、事前指導するかが大事

   トラブルは成長するチャンス⇒可能な限り、前向きに考える「ピンチはチャンス!」

 3 怒り方を工夫

   感情的に怒らない・伝わるタイミングで言う・「NGワード」を使わない

                  (「決めつけ言葉」「なんで?」「比べ言葉」等)