2023年4月18日(火) 校長の大きなつぶやき②合言葉は「おはしも」「話をしっかりと聞く」

18日(月)、今年度初めての避難訓練を行いました。どの学年も落ち着いて、整然と避難することができ、とてもすばらしいものでした。時に入学したばかりの一年生の順応力には驚かされました。どの保育園・幼稚園でもきっと避難訓練を行っていたとは思いますが、この初めての避難訓練での姿は立派でした。脱帽です。着任式・始業式がオンラインでの開催でしたので、今回の避難訓練が今年度初めて全校が一堂に会する場面でもありました。参集で行われる場面が多くなってくる今年度、このような整然とした集会を全校児童と全職員で導き出してくれたことに感謝です。

以下、振り返りの場面での学校長の話を掲載

今日は、学年が一つずつ上がり、新しい教室になってから初めての避難訓練を行いました。どの学年も担任の先生の指示に従って、黙って慌てずに、とても上手に避難することができました。

 今日は火災・火事を想定した避難訓練でしたが、どこから火災が発生したか、放送をしっかり聞けた人は手を挙げてください。(機械室)

 命を守るには、「お・は・し・も」の合い言葉・約束が大切ですが、それ以上に大切なことがあります。それはなんだかわかりますか。

 それは『話をしっかりと聞く』ことです。先生の話は、目と耳と心で、しっかり聞く習慣を身につけておかないと、いざという時に慌ててしまい、大切な話や指示を聞きもらしてしまいます。「避難しなさい」という指示を「聞く」ことができないと、大切な命を落としてしまうこともあるのです。

 「緊急放送は立ち止まって、黙って最後まで聞く」ことが大切です。今日は教室で座っている時に、緊急放送を聞きましたが、廊下を歩いている時に緊急放送があったら、必ず立ち止まって、黙って最後まで聞いてください。

 実際に避難経路にそって「落ち着いて行動する・避難する」ということは、こういう避難訓練の時だけしか訓練ができませんが、命を守るために「人の話を目を見て聞く」ということは、毎日の授業中や休み時間にも、何度も繰り返し練習することができます。

 火災は、いつ、どこで起こるか分かりません。また、最近は地震が頻繁に起きています。地震が起きた時は、机の下に潜るなどの対応も、しっかりと確認しておきましょう。

 担任の先生がいなくても、自分の力で安全に避難して、『自分の命は自分でしっかりと守る』ことができる【本物の力】を身に付けることがとても大事なことです。交通事故に遭わないように、飛び出さない。廊下で友だちとぶつからないように、廊下は走らない。右側を歩く。も安心安全な学校のため、今は必要なことです。自分でできることをきちんとやることが大切です。

 これで、校長先生の話を終わります。

 

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