2023年10月27日(金) つぶやき108 教育実習終盤「道徳」の授業実践

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1ヶ月にもおよぶ教育実習もいよいよ終盤を迎えています。

この日は、道徳の主題名「きまりを守る」、題材名「日曜日のバーベキュー」の授業実習でした。

「きまりのよさについて考える場面で、主人公の行動と自分を重ね合わせて考えたり、

 立場を明確にして話し合ったりすることを通して、約束や社会のきまりの意味を考え、

 きまりを守ろうとする姿勢を養うことができる」が本時の主眼でした。

「『ここはゴミ捨て場所ではありません』という立札を見た時、あなたならどうしますか?」の問いに、

〇私はごみをそのままにすると思います。理由はほかの人も捨てているからいいと思います。

〇私はごみを持ち帰ると思います。理由は看板があるし、捨ててはいけないところだからです。

〇私は持ち帰りたいけど迷ってしまうと思います。理由は捨ててはいけないところだと思うけど、

 みんな捨てているし持ち帰ったらお母さんに捨ててくると言ってしまったからです。

などの意見を黒板でネームプレートをはり、立場を明確にさせた上で話し合いをしていました。

すごいなと思ったのは、子どもたちが友だちの考えを聴いた後、自分と違う立場の意見について

質問をしたり、時にはその考えを受け入れて自分の考えや立場を修正したりする子たちがいました。

道徳の授業では、多様な価値観と出合い、時には自分の価値観を変えたり、

友だちの考えを受け入れたりすることがとても大切だと思います。

そんな場面を授業実習で引き出せるなんて、授業構想や発問のよさを感じました。

そして、最初の頃に比べて、少し自信をもって授業を進めているなと感じました。

さあ、あと少しだ!教育実習生!ぜひともこの教育実習を乗り越えて、

やっぱり「先生っていいなあ。」と思ってくれ、

将来、私たちの仲間になってくれることを願っています。がんばれ!!