2023年11月 2日(木) つぶやき「『なかよし月間』スタート!」
【校長の大きなつぶやき113「『なかよし月間』スタート!」】
本校では、「誰もが安心して楽しく過ごせる東小学校」にするために、
「人権尊重の視点に立った学校づくり」を進めています。
学校における人権教育の実践は、いつでも、どこでも、だれでもが「日常指導」「間接的指導」
「直接的指導」を行っているかと思いますが、この時期は、どこの学校でも「人権同和教育旬間」や
「なかよし月間」などが位置づけられ、特に人権課題にそった「直接的指導」を盛り込んだ授業実践、
「間接的指導」を盛り込んだ児童会や生徒会などが企画した集会活動等も展開されているかと思います。
本校の「なかよし月間」初日にあたる昨日、一中区ブロック人権教育研修会が本校で開催され、
全学年1学級ずつと日本語指導教室「虹のかけはし」の全7学級公開させていただきました。
同学年で教材研究を繰り返し、それをどの学級でも実践したことで全学級に還元でき、
更にチーム力が向上できたというメリットが生まれ、参観された他校の先生方からも同学年の実践が
参観でき参考になった、少人数のグループで授業者と懇談が出来てよかったという声も多く聞かれました。
助言者の先生方からのご指導も示唆に富んだ、的確なご指導・ご助言をいただきました。
印象的だった言葉を紹介します。「道徳教育と人権同和教育の違いは何か」
「それは道徳教育では『やさしさ』や『思いやり』を学び、そう『心がけ』る学習に対して、
人権同和教育では差別を否定することのできる児童生徒を育てる学習」である。
更に、「人権同和教育は『差別はいけない』を求めるだけではダメで、
『差別を否定できる』児童生徒を育成する教育」である。だから「どこかの誰か、
可哀そうな人のためにしてあげる教育でもない。自分の問題として考える姿勢が求められる。
自分自身のために学ぶ教育」である強調されておりました。
これは我々教師自身に対する人権同和教育もあてはまることであります。
「なかよし月間」中、子どもたち同様、我々教師自身も人権感覚を一層磨いていきたいと思います。