2024年2月 7日(水) つぶやき 二月の雪、三月の風、四月の雨が......

【校長の大きなつぶやき167「二月の雪,三月の風,四月の雨が,輝く五月をつくる」

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「節分」「立春」を過ぎましたが、今回の「かみ雪」で、まだ一帯は雪景色。

しかし、確実に春に向けて、そして卒業に向けて準備は進められています。

子どもたちの意識も、学校の節目に向けた気持ちが高まっているようです。

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さて、内館牧子さんの「二月の雪、三月の風、四月の雨が、輝く五月をつくる」

というエッセイがあります。二月は雪が最も多く降る。

三月は春一番をはじめ季節の変わりめの強風が吹く。

四月は桜の花を散らす前線が停滞して雨の多い月。

そんな季節があるからこそ、植物は、地中で眠り、風に飛び、水を含んで、

五月を迎え、一気に生命の活力を目覚めさせる。

人間も、寒さに耐え、風に晒され、雨に降られたり、

だからこそ、五月の穏やかな時期がより愛しく感じる。

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人の一生も、厳しくつらい試練があってこそ輝く時がやってくるのです。

白梅も風雪に耐えて蕾を膨らませています。