2024年2月21日(水) つぶやき 気持ちの伝わる挨拶「先言後礼」を校風に

【校長の大きなつぶやき174 「気持ちの伝わる挨拶『先言後礼』」 

「先言後礼」(せんげんごれい)という言葉をご存じでしょうか?

これは「挨拶は先に言ってから、礼を後にする」という意味で、

相手に対して向き合って、挨拶の言葉を発してからお辞儀をするという動作です。

また「相手がお辞儀をし終わってから、返礼する」という意味もあります。

例えば、「おはようございます」「よろしくお願いします」といった挨拶の際に、

この動作を同時に行うと、礼をしながら言葉を発してしまうため、

相手を見ずに下を向いた状態での挨拶となり、相手にあまりよい印象を与えません。

           【先言】(言葉を先に)

  「おはようございます」「さようなら」

  「お願いします」「ありがとうございました」

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          【後礼】(礼を後に)

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自分に対して、丁寧な挨拶をしてくれていることが分かると、

誰でも嬉しい気持ちになるでしょう。

「挨拶にまで相手への意識や感謝が込められている」ということに気づくというのは、

子どもたちにとって、自分が何だか豊かに成長した気分になるのではないかと思います。

東小学校の挨拶を更にステップアップ~「先言後礼」で東小の校風をつくる~

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2月21日(水)の「校長の大きなつぶやき対話集会(校長講話)2月」にて、

5月から2月まで全校で取り組んできた「めざせ!あいさつ名人」

「あいさつStepUpProject」の取組の話をしました。

この取組を一年間通して積み重ねていく中で、

「東小のあいさつの強み」「どこの学校にも負けないあいさつの姿」

が明らかになってきました。それは、すばり

礼(れい)・会釈(えしゃく)」でした。

このことを全校児童に紹介し、皆さんのすばらしい姿を意味づけ・価値づけをしました。

この意味づけ・価値づけにより、自分たちの「よさ」「強み」を「自覚」し、

それが個々の「自信」「誇り」「成長」につながっていくことを期待しています。

この東小のあいさつの強みである「礼・会釈」のすばらしさを

学級・学年、そして全校全体で意識することで、東小の校風につながっていきます。

気持ちの伝わるあいさつ「先言後礼」を心がけていきましょう。