2024年7月18日(木) 大きなつぶやき77 ペットボトルを使っての着衣泳

校長の大きなつぶやき77 1年生もペットボトルを使っての着衣泳に挑戦

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 7月18日(木)、1年生児童も小プールにて水泳の授業で着衣泳を体験しました。

 水中で衣服が水を吸って重くなった状態で、いかに動きづらくなるのかを体感し、

 いかに体を浮かせることができるかを学びました。

 「水の事故防止」の観点から、高学年の児童同様に、1年生の子どもたちも

 とても真剣に話を聞いて活動に取り組んでいました。

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 1年生はビート板を使ったラッコ泳ぎ(背浮き)ではなく、

 ペットボトルを使って浮く練習をしていました。

【ちょこっと解説 着衣泳の考え方】

 着衣泳は、水の事故から自分自身の尊い命を守る技術と知識です。

 水難事故で亡くなった人は、水泳中では全体の二割程度です。

 残りのほとんどは、魚釣り、水遊び中、また通行中に誤って、服を着たままの状態で

 水難事故に遭っており、水泳が上手な人でさえ突然、着衣状態で水に落ちると、

 全く経験したことのない感覚を覚え、パニック状態に陥ります。

 このような時のために、着衣泳を覚える必要があるのです。

 着衣泳の基本的な考え方は、自分自身や周囲の物の浮力をいかに活用して

 浮き身が出来るかです。着衣状態では、体が浮きやすくなる衣類や靴があります。

 衣類が厚手になるほど浮力が増し、また最近の運動靴にはエアー(空気)が

 入った物があるのでこれらはかなりの浮力があるので、これらを活用し、

 まず浮いて救助を待つことが大切です。

 次に余裕ができたらゆっくりと岸に向って移動を試みます。