2024年9月 5日(木) 大きなつぶやき93 東小学校とトチノミ/栃ノ木
校長の大きなつぶやき93 東小学校とトチノミ/栃ノ木
東小学校の敷地内にはトチノキ(栃の木)がたくさん植えられています。
トチノキは、落葉広葉樹林の構成種(日本原産の樹木)で、
都市部ではよく街路樹にも採用されています。
トチノミ(栃の実)は、「縄文時代の遺跡」からも頻繁に出土することで
知られる木の実で、まさに「日本のナッツ」と言える存在です。
日本の山村地域の暮らしを支えた重要な樹種で、実は食用となり栃煎餅や栃餅に、
また材からは臼やこね鉢などが作られています。
トチノキの花言葉は、「天才」「博愛」だそうです。
小学校3年の国語の教科書(光村図書)の教材「モチモチの木」に登場する木は、
まさに、このトチノキです。(子どもたちも「モチモチの木」と呼んでいます)
この時期になると、子どもたちは木から落ちている「栃の実」を
上の写真のように拾って集めてきます。
本校は、管理等の2階にあたる第1音楽室・第2音楽室前の広い廊下のフロアを
「とちのみフロア」と呼んでいます。
また、総合的な学習の時間の創設期に「とちのみタイム」と呼んでいましたが、
時代とともに使われなくなってきたため、今年度はグランドデザインにも
「とちのみタイム」の名称をしっかりと明記し、総合的な学習の軸にした
「探究的な学習の充実」を一層図っているところです。
東小学校と「トチノキ」「トチノミ」の関係をもっと知りたくなりました。