2024年9月25日(水) つぶやき105 思い切って「任せる」と...

校長の大きなつぶやき105  思い切って「任せる」と...

 今日は、「任せる」というキーワードが頭の中をぐるぐると飛び交う一日でした。

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 朝の児童対話集会。企画や運営が児童会本部三役に委ねられ、児童会役員・6年生が

 中心となって、全校で「あいさつ」について考え合う集会となりました。

 子どもたちに「任せる」ことで、新しい児童集会のスタイルが切り拓かれていきました。

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 2校時に4年生国語の単元「知らせたいことの見せ方を工夫して新聞を書こう」を参観。

 「自由進度学習」が取り入れられており、自分たちの計画で学習が展開されていました。

 子どもたちは、タブレット(Chromebook)を巧みに操作しながら、

 自分が選択した学習課題・学習内容を、時にはグループの友だちと

 相談しながら、自分たちのペースで学習を進めていました。

 

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 最近、マネジメント研修で「任せる」について再認識をする機会がありました。

 「任せる」⇒「学びへの自信・自覚」⇒「自らの意思決定・主体的な子ども」⇒

 「教室の活性化」⇒「任せる」⇒「学びへの自信・自覚」⇒......とサイクルしていく。

 また、「任せる」と「任せておく」は同意語(同じ)ではないということ。

 そして、「任せる」マネジメントの8つのキーワードは以下の通り。

 「教える」「見守る」「我慢する」「手放す」

 「認める」「褒める」「信頼する」「感謝する」

 すべて経験であり、失敗は存在しないということ。

 そこから学ぶことができたら、すべてよい経験になること。

 成長する人は、失敗を恐れずチャレンジすること。

 どんどん経験を積み重ね、どんどん成長していくこと。

 「任せたら失敗した」⇒「でも、次に活かした」⇒

 「安心して任せる」⇒「上達する」⇒「任せたら失敗した」or「安心して任せる」

    ...等を学ばせていただきました。

 従来のように「細かく管理する」「繰り返し教える」「丁寧に指導する」ではなく

 「権限移譲・任せる」(自主性・自律性を重んじる)エンパワメントに切り替えて

 いかなければならないことを全教職員で自覚してきたいと思います。

 今朝の「児童対話集会」と2校時の「自由進度学習」における子どもたちの姿から

 東小学校の子どもたちも、東小学校の先生方も、少しずつ、今年度のテーマ

 「子どもたちが主人公の幸せな学校」

      ~「自分から」そして「笑顔」と「自信」~

 の実現に向けて、確実に踏み出していると、感じる一日となりました。