2024年10月 7日(月) つぶやき114「秋の音」~トチの実が自力で飛び出す~
校長の大きなつぶやき114 秋の音 ~トチの実が自力で飛び出す~
夏は本校の昇降口前にあるトチの並木の緑が美しい。
秋になると、葉は色づき、道の敷石にトチの固い殻が散らばっている。
時には、割れた殻から飛び出した茶色の実も転がっている。
でも、びっくりしたのはトチの落下音。
枝から離れた丸いトチが、敷石にぶつかり、バチンという衝撃音とともに、
固い殻が割れて飛び散った。中の茶色のトチの実も跳ね飛んだ。
誰か人が殻を割っているとばかり思っていたが、トチは自分の落ちる力で、
殻を割り、飛び出していたのだ。初めて聞いた秋の音、トチの落ちる音。
1年生は、ベランダに転がってくるトチの実をつかって様々な工作を展開。
子どもたちは豊かな発想のもと、アイデアいっぱいの作品作りに夢中。
東小学校にとって、トチの実は本当に身近なもの、象徴的なものになっている。