2024年11月13日(水) つぶやき142 全校道徳『となりのたぬき』
校長の大きなつぶやき142 全校道徳『となりのたぬき』
11月13日(水)の朝活動の時間に体育館にて、「校長の大きなつぶやき対話集会11月」が
行われました。今回は11月のなかよし月間によせて、人権教育に関わる全校道徳でした。
今日のつぶやき 「となりのたぬき」の概要は、
1 ことばのリフレーミング ~ちくちくことばをふわふわことばへ~
2 みんなをしあわせにすることば ~東小学校 花さき山 プロジェクト~
3 となりのたぬき ~あいて を とおして じぶん を かえる~
でした。
昨年度は『ことばのかたち』より「ふわふわことば」(あったかことば・プラス言葉)
は「花のかたち」、「ちくちくことば」(つめたいことば・マイナス言葉)は、
「とがった針のかたち」という話をしましたが、今年度は更に一歩踏み込んで
「ネガティブなちくちくことば」を「ポジティブなふわふわことば」に
リフレーミングして使えるようになりましょう、相手に伝えるようにしましょうという
話を最初にしました。そして、いくつかの言葉をリフレーミングする演習も行いました。
本日のメインは、せなけいこさん/作・絵の絵本『となりのたぬき』の絵本の読み聞かせ。
「ぼくは となりの たぬきが きらいだ。だいっきらい!」
大人がドキッとしてしまうくらい、感情をストレートに表すうさぎの言葉で始まります。
大人はとかく「嫌いなんて言っちゃダメでしょ。仲良くしなさい」と言いがちですが、
お月さまは違いました。うさぎがたぬきへの関わりを変えることでたぬきがそれに気づき、
たぬき自身も変わっていくことに信頼を寄せていたのです。
うさぎとたぬきは自分の感情を素直に表し、気持ちをぶつけ合う関係だったからこそ、
互いの変化を感じ取り、受けいれ、相手を通して自分を変えていきました。
今回は「全校道徳」ということで、最後の場面で子どもたちにそれぞれ考えてもらう
問い(中心発問)を学年の発達段階に応じて、提示しました。
体育館では、それぞれ挙手をした代表の児童にこの問いに対して答えてもらいましたが、
教室にそれぞれ戻った後、学習カードにこの問いに対する自分の考えを記入してもらい、
あとで校長室の方へ全校児童分(学級ごと)を届けてもらいました。
これから、学習カードは読みたいと思います。