2024年12月25日(水) つぶやき172 カレンダーをかけかえながら...
校長の大きなつぶやき172 カレンダーをかけかえながら...
上記の写真は、校長室の机で仕事をしていると、いつも正面に見えるあおぞら学級製作のカレンダーです。
原国子さんの『十二月のカレンダー』という詩をご存じでしょうか?
冒頭「花は咲いては 散ってゆき 葉が茂っては 舞い落ちて くりかえし くりかえし
今年が 過ぎてゆく 残っているのは 一枚の 十二月のカレンダー......」
そして、この詩の最後は、以下のような表現で締め括られています......
「世界の子どもが 元気よく 伸び伸び育つ 幸せを 祈りつつ 祈りつつ
今年が 過ぎてゆく 希望をつなぐ かけ橋の 十二月のカレンダー」
12月になると、すでに来年のカレンダーをもらったり、自分で用意したりするので、
とかく今年のカレンダー(12月)はどうしても影が薄くなりがちになってしまいます。
しかし、逆に忘れ去られようとするたった1枚しか残っていない今年のカレンダーに
着目したところがこの詩のおもしろさですね。また「十二月のカレンダー」を
「希望をつなぐかけ橋」と捉えて想いを寄せているところがステキですね。
自分で校長室のカレンダーをかけかえながら、ついつい思いに更けてしまいました......。
上の写真は、教員業務支援員さんと庁務員さんが協力して1月から12月の予定が遠くからでも見えるように職員室の高いところに掲示していただいた来年のカレンダー。年越しの準備が次々と...。