2025年1月16日(木) つぶやき178「日めくりカレンダー」っていいよね!
校長の大きなつぶやき178 「日めくりカレンダー」っていいよね!
お正月を迎え、新しいカレンダーが様々なところに掲示されている。
家庭では何と言っても、月ごとの予定を書き込んでいくタイプのカレンダーが人気。
校長室の机の正面に掛けてあるのは、上から順に3カ月が並んでいるカレンダー。
各月の間にミシン目の入った3ヶ月体裁のカレンダーで、上から1/2/3月、
上から5/6/7月と、 上から順に3ヶ月が並んでいるもの。使い終わった月を切り取る
ことができるので、長期のスケジュール管理にとても便利なカレンダーで重宝している。

このように、先々のことを常に計画せずにはおれない多忙な現代ではあるけれど、
校長室には、毎年「日めくり」が飾られており、存在感を示している。
慌ただしい現代においても、この「日めくりカレンダー」が実にいいんだなあ。
元旦の朝、三百六十五枚の分厚い日めくりに感じた一年の重み。一日経てば、一枚ずつ
薄くなっていく。毎日が、今日一日だけで、翌日は破り捨てられていく。
その今日という日、さりげない金言名句があり、旧暦も書き込まれ、
「大安だ」「大寒だ」といった吉凶や季節のインフォメーションもある。
ちなみに、1月16日の日めくりカレンダーには「仏滅」「四緑きのと」「やぶ入り」
「えんま詣り」「真宗本流親鸞聖人忌」「地面を動かす事、建築に吉。他には用いず」
「物はとかく時節をまたねば願うことも成就せず短慮は功をなさず(滝沢馬琴)」
翌1月17日の日めくりカレンダーには、「大安」「五黄ひのえ」「土用」
「阪神淡路大震災の日」「防災とボランティアの日」「秋田三吉凡天祭」
「和らぐをもって貴しとし さからうること無きを宗とす(聖徳太子)」
「神仏参詣、急速に進める事吉。何事に用いてもよし。」と記されている。
確かに、日めくりは、かけがえのない今日一日だけのカレンダーだった。
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