2025年1月21日(火) つぶやき181 心に余裕を!にぎやかな冬の星座

校長の大きなつぶやき181 心に余裕を!~一年間で最もにぎやかな冬の星座~

 夜(夕方)学校から帰る時、凍てつくような夜の寒さの中に、

 たくさんの星が鋭く光っている冬空をいつも眺めることができますが、

 とてもきれいで見入ってしまうことがあります。とかく現在の人々は

 部屋の暖かい暖房の中でぬくぬくと過ごしていることが多いので、

 仰ぎ見ることも少なくなってきていると思います。

 仕事に疲れたら、パソコンやスマホの画面ばかり見入るのではなく、

 外へ出て冬の星座を眺めてみたらどうでしょうか。(自分に言いきかせています!)

 ぐっと身も引き締まることで、心もリフレッシュでき、視力回復の効果もあるので、

 ぜひお勧め。冬の星座は、一年中で最もにぎやかな季節を迎えるといってよいでしょう。

 防寒具に身を固めて戸外に出て、見上げる星空はどの季節よりも高く見えます。その

 光が鋭い刃物のような光を放っているように見えるのは、その寒さゆえかもしれません。  

 冬の星座といえば、オリオン座。神話に出てくる"狩人"は南東に陣取っています。

 右上を向いて"おうし座"のおうしをこん棒でなぐろうとしています。

 現代の闘牛士は右手に剣を持ち、赤布でひらりひらりを牛と戦いますが、

 この狩人は剣の代わりにこん棒、布の代わりに毛布で牛に向かいます。  

 こうしたたくましい闘いを連想させるオリオン座ですが、

 冬の星座のもうひとつの特徴は、シリウスとベテルギューズとプロキオンが

 構成する、"冬の大三角形"です。この三角形の中に、一角獣座、

 そしてぎょしゃ座、双子座など冬の空は本当ににぎやかです。

 冬でも天の川が流れていることを新発見するはずです。そして、この時期は、

 火星が地球に最接近して見ごろとなり、日の入り後には、金星・土星・木星も見る

 ことができるため、惑星にも注目です。やっぱり惑星が一番目立っています!  

 星は私たちのロマンと夢を代弁するように、天高く輝いているといってよいでしょう。

 時の流れを忘れて、冬の星座でもゆっくりと眺める余裕も欲しいですね。

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