2025年1月27日(月) つぶやき185 いい予感の1月...か!?

校長の大きなつぶやき185 いい予感の1月...か!?

 学校では「1月は行き、2月は逃げ、3月は去る」という言い回しがあります。

 これは三学期はアッという間に毎日が過ぎていくことを「嘆く」「ぼやく」「戒める」

 時についつい使いますが、表現が少しネガティブなイメージがありますよね。

 ところが、ある校長先生はこの1月・2月・3月のことを

 「1月...いい予感の1月、2月...逃がさない2月、3月...さい先よい3月」と考え、

 「これからよいことがより展開していくと考えていきたい」とおしゃっていました。

 これを聞いて「アッ!いい言い回しだなあ~」とついつい感心してしまいました。

 やっぱりプラス思考・ポジティブ表現って、口に出していると元気になると感じました。

 そういっても、1月(睦月)も今週で終わり、来週からはいよいよ2月(如月)です。

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 ところで、2月2日(日)は「節分」。多くの家で、炒った豆(または落花生)を

 「福は内、鬼は外」と呼びながらまかれるといった光景が見られるかと思います。

 この行事は、古くから「鬼やらい」といって、もとは12月の「大晦日」に病気の鬼を

 追い払うとか、けがれや災いを除くために行ったものだそうです。

 それがいつの間にか、「立春」の前の日の「節分」にするようになったのです。  

 「節分」というのも、もともとは「立春」の前の日ばかりだけではなく、

 「立夏」という夏になる前の日、「立秋」という秋になる前の日、「立冬」という

 冬になる前の日と、一年中に4回あったのですが、そのうち春だけ残ったのです。

 それは、ちょうど古い暦では、「立春」がお正月の近くにあたっていたからでしょう。

 春の初めに神様がやってきて、幸せをあたえてくれるという信仰は古くからありました。

 そのため、家に神様を迎えて、お祭りをするためにお清めをし、おはらいをしたのです。

 そのことが一緒になって、だんだん鬼を払って、福を迎えるという行事になったのです。

 なかには「家の入口や窓に焼いたイワシの頭と臭いの高い花を咲かせる柊の小枝をさ

 て、悪い鬼が入るのを防ぐ」というようなことをするところもあります。

 「虫の口焼き」といって「強い臭いの出る木を焼いて、害虫やへびを防ぐ」呪いにする

 地方もあります。豆まきをした次の日、つまり2月3日は「立春」です。

 暦の上では、この日から春になるのです。やっぱり春の訪れが待ち遠しいものです。

                        「春よ 来い」「早く 来い」......

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