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2025年1月28日(火) つぶやき186 地域とともに子どもを育て、育つ学校校長の大きなつぶやき186 地域とともに子どもを育て、育つ学校1月28日(火)16:00より東小第3回CS学校運営委員会が開催されました。今回は「本年度の取組の成果と課題、来年度の方向」「本年度の学校自己評価について」「本校の教育活動へのご意見・要望」「その他・諸連絡」といった内容でした。本校には「地域に開かれ校」としての素地はもともと数多くありました。その一つが道をはさんで中央公民館とほぼ隣接しているという立地条件でした。平成10年度以前から学級の中核活動が盛んで、地域の方を講師にお願いして活動を進めていくことも多かったのですが、平成14年度完全実施となった総合的な学習の時間のスタートを機に、「地域に開かれた教育」を柱に中央公民館との連携が始まりました。公民館活動を行っている方とクラブ活動を合流することはできないかという発想から、平成13年度から公民館と連繋してのクラブ活が発足。大半を外部講師の方が担当するようになっていきました。一方、PTA自治会との連携では「東小7年1組ふれあい見守り隊」の活動が特筆され、平成18年度に結成された「東小7年1組ふれあい見守り隊」は、地域の方々と東小の子どもたちが挨拶や声を交わし合いながらふれあうことと、登下校の子どもたちの安全を見守っていただくことが主な目的でした。この「7年1組」とい名称は、平成17年度PTA会長を中心にPTA理事会で考案。本来6年生までしかいない小学生の上級生として、地域の誰もが参加でき、子どもたちとふれあっていける集まりでありたいという願いが込められています。各自治会長もとても前向きで、各自治会の回覧等でも募集。参加してくださることになった方々は当時約200名、委嘱式にも70名の方が来校されていました。本来「地域に開かれた学校」の素地は多方面にもっており、様々な分野・領域で活発に行われた学校であったのですが、令和2~4年度のコロナ禍で一変してしまいました。この3年間はすべてにおいて感染症防止対策が最優先され、それまであった様々な学校学年行事/児童会クラブ活動/対外的な校外教育活動が中止/延期/縮小されていきました。特に学校と地域とをつなぐ「CS学校運営委員会」が3年間開催することができなかったこともあり、学校全体が閉鎖的になってしまっていました。このような学校の状態から、「学校をひらく」Ⅴ字回復を試み、地域と手を取り合って未来へつなぐ学校づくりをしたらよいかをまさにこの学校運営委員会のメンバーの方々と考え続け、それを次々と実行に移すことができました。参加された方々からは、昨年度と今年度の取組について、大変高評価をいただき、それぞれの取組のよさや効果・子どもたちの成長ぶり、地域の方々へ与えた好影響についてもご意見をたくさんいただきました。この地域の方々はどのような人を育てたいと願っているのか、そのためにどのような力をつけるべきなのか、この地域に学ぶということは、ゆくゆくはグローバルな人材を育てることになっていくことにもつながっていきます。学校は、常に「子ども」と「地域」を見て、学校運営をしていきます。今後もこの学校運営委員会の場(...いつでもどこでも)で、知恵を出し合い、子どもたちにとってよりよい活動が展開できるようにしていきたいと思います。 |
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