2025年2月 3日(月) つぶやき190「立春」を迎えましたが明日から......!
校長の大きなつぶやき190 立春を迎えましたが明日から今季最強寒波到来!
1月(睦月)も終わり、2月(如月)が始まりました。
そして、昨日2月2日(日)は「節分」でした。
人それぞれの心の中には、追い払いたい「鬼」はたくさんあるのが現実です。
節分の日は、多くの家で、炒った豆(または落花生)を「福は内、鬼は外」と
呼びながらまかれるといった光景が見られたかと思います。
この行事は、古くから「鬼やらい」といって、 もとは12月の「大晦日」に病気の鬼を
追い払うとか、 けがれや災いを除くために行ったものだそうです。
それがいつの間にか、「立春」の前の日の「節分」にするようになったのです。
「節分」というのも、もともとは「立春」の前の日ばかりだけではなく、
「立夏」という夏になる前の日、「立秋」という秋になる前の日、「立冬」という
冬になる前の日と、一年中に4回あったのですが、 そのうち春だけ残ったのです。
それは、ちょうど古い暦では 「立春」がお正月の近くにあたっていたからでしょう。
春の初めには神様がやってきて、幸せを与えてくれるという信仰は古くからありました。
そのため、家に神様を迎えて、お祭りをするためにお清めをし、おはらいをしたのです。
そのことが一緒になって、だんだん鬼を払って、福を迎えるという行事になったのです。
なかには、「家の入口や窓に焼いた鰯の頭と臭いの高い花を咲かせる柊の 小枝を
さして、悪い鬼が入るのを防ぐ」というようなことをするところもあります。
「虫の口焼き」といって、 「強い臭いの出る木を焼いて、
害虫やへびを防ぐ」 呪いにする地方もあります。