2025年2月 4日(火) つぶやき191「子どもの心に火をつける」
校長の大きなつぶやき191 「子どもの心に火をつける」

昨日の児童総会の役員の子たちの活躍ぶりや本日の子どもたちが主体的に取り組んでいる
学習発表会の様子をみて、感心してしまったり、考えさせられたりすることがあります。
そして、昔を振り返ってみると(自分が児童会担当だったり、学級担任だったりした頃)
自分が当時はよかれと思ってやっていたことが「お膳立てし過ぎてしまっていたなあ」
と思うことがたくさんあったことに愕然としてしまいます。当時を思い返してみると、
子どもたちにやらせてもよいことまで自分がやってしまっていて、その結果
「時間がない」「忙しい」「終わらない」という事態になっていたことを......。
すべてがそうだったわけではありませんが、もう少し子どもたちを「信じて、任せて」
あげとけばよかったなあということがあれこれ思い浮かんできてしまうのです。
そんな自戒の念も込めて、先生方にはよく次のような詩・言葉を紹介しています。
"子どもの心に火をつける"
ウィリアム・ウォード(米国・教育学者)
平凡な教師は、言って聞かせる。
よい教師は、説明する。
優秀な教師は、やってみせる。
しかし、
最高の教師は、子どもの心に火をつける。
自らが「やろう」「やりたい」と思う気持ちに勝るものはありません。
子どもの内から発せられる「学びたい」「成長したい」「〇〇したい」という気持ちに
火をつけるような教育ができたら、どんなにその子の将来のためになるだろうと......。
その気持ちをもつことができれば、自然と動きは変わってくるはず。子どもたち一人
ひとりそれぞれ違う、やる気のポイントを見つけて刺激していきたい......!
ちなみに......今年度本校の教育活動の3つの重点の柱の一つが「主体性の追究」です!
|