2025年3月 4日(火) つぶやき209 季節外れの「かみ雪」に想う......

校長の大きなつぶやき209 季節外れの「かみ雪」に想う......

 長野県の北部の日本海側に近い地方では、いわゆる「西高東低」の冬型の気象状況で

 山沿いを中心に大雪・特には豪雪を降らせます。この冬の12月から2月にかけての雪は

 ものすごい状態で、雪かきによる事故のニュースに心を痛めていました。

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 一方、同じ長野県でも「かみ雪」は降る地方も、雪質もまったく異なります。

 「かみ雪」は、普段はあまり降らない中南信が大雪になり、 なれない人々を

 あわてさせるのですが(重たい雪なので「雪かき」が本当に大変......)、

 「かみ雪」という言葉の響きはとてもいいですよね。

 「 かみ雪」の「かみ」は「上方」の「かみ」ときけば、それで「雅なのか」と納得。

 「かみ雪」は京の都に近い方ほど雪が降るとのこと。

 北信に大雪を降らせる冬型の雪とはちがい、春の近さを感じさせもします。