2024年9月13日(金) 3年生 社会見学 しっかり見てしっかり聞いてたくさんメモをとりました

初めての社会科見学でした。「ザ・ビッグ」「常田館製糸場」「上田警察署」それぞれの場所で、この日しかできない、この日しか見られない体験をさせてもらってきました。 

ザ・ビッグでは、普段は入れないバックヤードに入れてもらえるのを子どもたちは楽しみにしていました。一つ一つの部屋を見せてもらい、安全・安心のための工夫を見させていただきました。冷蔵庫は一定の温度で管理されており、温度がずれるとたとえ夜中でも駆けつけて対応されるということを教えていただき、「食べるお客さんの命をあずかっているから、温度管理は大切なことなんです。」という言葉が印象的でした。-22度で管理されている冷凍庫に入らせてもらい、あまりの寒さに「きゃ~~!!」と声を上げる子どもたちでした。

常田館製糸場は昔、多くの家庭で育てられた蚕の繭が集められ、糸が作られていた工場が残される国指定重要文化財です。最初に蚕の繭から糸をとる繰糸体験もさせていただきました。蚕の糸はとても細く、巻いていくのには苦労しましたが、それでも、一つの繭からとれる糸の長さや糸を重ねていくうちに丈夫な触り心地になっていくことを感じることができました。説明をしてくださった方からは「上田は蚕産業にとって特別な場所。上田に住むみなさんには「蚕都上田」と言われる理由や、「生糸」と「紬糸」の違いを語れるようになってほしい。」といわれました。さぁ、説明できるかな?子どもたちに聞いてみて下さい。

上田警察署では、子どもたちの聞きたかった質問にたくさん答えていただきました。子どもたちがずっと言っていた「こわい事件や事故に立ち向かうのは怖くないのか」という問いには、「怖さはあるけど、みんなをまもれるように日々訓練に励んでいる」ということを教えていただきました。また、警察官の持ち物である「警察手帳」「手錠」「警棒」「無線機」など普段のお仕事で使っているものを実際に触らせていただき、「防弾ヘルメット」の重さにはびっくりしてしまいました。教科書の写真で学習した際には分からなかったことも感じることができましたね。最後はパトカーにも乗せていただき、無線機で話させてもらい、すっかり警察官の気分でした。

「勉強になった」「色んなことを知れた」との感想や「たくさん聞いたことをメモできたよ」と充実した学びを話してくれる子もいました。わたしも子どもたちの意欲的に質問したり、大事だなと思ったことをうなずきながらメモにとったりする姿から、また一つ成長を感じられました。

これから、消防署見学・工場見学と見学が続きます。実際見て・触れて学べる機会を大切にしていきたいですね。

 

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