2024年12月 6日(金) 1年生 読書に浸る(溺れる)ひと時を

 月曜日からは読書旬間が始まりました。この旬間中は朝の時間は殆どが読書です。自分の興味ある本を一生懸命見つめる子どもたちでした。のはらっこの皆さんによるお話の会では、この時期にぴったりな絵本を英語も交えて読んでもらいました。「読書をする」という習慣は、大人になって忙しくなるとなかなかつけることはできません。子どものうちに「読書に親しむ」習慣をつけることがすごく大事です。

すぐに解答を表示し、考える間もなくドンドン先へ進んでいくテレビや動画は、楽しいけれど「自分で考える力・想像する力」をつけるチャンスを失っています。言葉や文を目で追いかけたり、挿絵を眺めたりして自分の中で世界を想像して楽しむことができるのが本の良さです。絵本をじっくり眺めながら絵の中にあれこれ見つけて浸るのも素敵な時間の使い方ですよね。絵がない所も言葉の情報だけであれこれ好きなように想像してわくわくできるのも贅沢な時間です。大人も子供も、動く画像を見る時間をちょっと減らして、ゆっくり本を眺める時間に回してみるのもよいと思います。リラックス効果で睡眠導入にはぴったりですし、読解力や想像力・観察力も鍛えられるので学習効果も期待できます。ぜひ子どもたちには小さいうちから本に浸って、いや溺れてほしいものです。でも、視力低下には気をつけて。

 

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