2021年5月14日(金) 社会科見学(6年)

6年生が、千曲市と長野市へ社会科見学に行ってきました。

県立歴史館、森将軍塚古墳、古墳館、松代象山地下壕は、どれもみな全国的に見てもとても貴重な物が見られます。まだ歴史の学習はしていませんので、初めてふれる歴史の学習でした。県立歴史館では、長野県にまつわる多くの物が展示されており、それを解説員の先生方がとても丁寧に、わかりやすく説明をしてくださるので、初めての歴史がどんどん頭に入ってきました。メモできるしおりもほとんどの児童たちがもう書けないというところまで書き上げていて、多くの学びがありました。森将軍塚古墳は長野県内にある最大の古墳で、本物を目の前にすると大きさが伝わってきます。円墳の高いところまで上ると、眼下に町全体を見渡すことができます。また、この古墳に埋葬された王は卑弥呼から銅鏡を授けられた数少ない王のうちの一人であるという証拠の銅鏡のかけらが出土していることも知り、偉大さを実感しました。とても暑い日でしたので、午前中でだいぶ疲れが見られましたが、お待ちかねのお弁当を食べて元気復活。午後に最後の見学場所である松代象山地下壕に向かいました。中に入ると、ある場所から急に温度が下がり涼しくなります。特に何かが展示されているわけではないのですが、荒々しく削られた岩盤の様子を見ているだけで、戦争中の凄まじさを感じ取ることができます。象山地下壕が一番印象に残ったという人もいました。初めての歴史の出会いが本物からの素晴らしい出発となり、歴史が楽しみになった見学となりました。

 

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