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2年生が、お蚕様のまとめの学習を行いました。信州上田繭クラブ「繭友」のみなさんにお越しいただきました。始めのあいさつでは、繭友の方が「私たちはお蚕様が大好きで勉強しているチームです。」と紹介してくださいました。１学期に育て、繭になりお別れし、たくさんのことを教えてくれたお蚕様がその後どうなるのか、ドキドキしながら学習に臨む様子がありました。繭が糸や布などさまざまなものに変身していることを聞き、とてもびっくりしていました。繭友の方が身につけていらっしゃったマスクやコサージュも繭から作ったと知り、驚いていました。繭友の方から「繭１つの糸はどのくらいの長さだと思う？」と聞かれ、「このくらいかな？」と手で表したり「３メートルくらい？」と予想したりする子どもたち。しかし、実際は「東小学校から上田駅くらいの長さだよ。」と教えていただき、思わず「えっ！！」という声が上がりました。初めて聞くお話もたくさんあり、大変貴重な時間でした。お話を聞いた後は、グループの中で交代しながら「まわた作り」と「ざぐり体験」をさせていただきました。初めて行う体験はどれも新鮮でした。繭友の方が１グループに１人付いて、丁寧に優しく教えてくださいました。「上手だね～」「きれいにできたね～」とたくさん褒めていただき、「もっとやりたい！」という声がたくさん聞こえてきました。中には、体験が始まる前に「ぼく、カイコ苦手なんだ・・・。やだな。」と不安を口にしていた子も。しかし、体験が始まると、「意外と気持ちいいね！」と言って、上手にまわた作りができました。繭友の方からも褒められ、「楽しかった！カイコってすごいんだね。」と感想を教えてくれました。体験を通して、子どもたちも大きく成長しています。初めて体験したことばかりで、わくわくが止まらない子どもたち。お蚕様が盛んで歴史あるこの上田市、そしてこの地域で育っていること、大変貴重なことです。将来、故郷の歴史や産業に誇りをもてることと思います。今後もさらに学習を深めていきたいと思います。