2022年5月13日(金) 社会科見学へ行ってきました(6年)

千曲市と長野市へ社会科見学に行きました。

心配されていた天気も、子どもたちの願いが届き、見学中は雨に合うことがなく、森将軍塚古墳も歩いて見学することができました。

長野県立歴史館では、長野県から発見された貴重な物が展示されており、解説員の方が丁寧に説明してくださいました。なかでも、企画展示室の上田市の古墳から出土した刀があることを知ると、興味深く観察していました。たくさんメモを取り、解説員の先生に積極的に質問する姿から、歴史学習とのすてきな出会いができたように感じます。県内最大の古墳である森将軍塚古墳では、ここに埋葬された王は卑弥呼から銅鏡授けられた数少ない王であるという証拠の銅鏡のかけらが出土したことを古墳館の方から聞き、復元した鏡を触らせていただきました。古墳まで、急な上り坂や森の中をみんなで歩き、やっとたどり着いた先に広がる大きな古墳に疲れも一気に飛びます。古墳に敷き詰められた石の数やきれいに並べられた埴輪に驚くとともに、町全体や長野県の雄大な山々を眺めることができる景色に、当時の人たちの偉大さを実感しました。

楽しみにしていたお弁当を芝生で食べることができ、子どもたちはとてもうれしかったようです。

最後の見学場所である松代象山地下壕では、今までの楽しい雰囲気ではなく、真剣な表情で見学していました。中に入るとひんやりとした空気と暗闇に圧倒され、戦争の怖さを実感する場でした。当時、多くの人たちがここで働き、あまりの過酷さに命を落とした方もいることを知り、削られた岩盤をじっくり観察したり、奥まで続く地下壕を恐るおそる見たり、見学地でしか感じ取れないことをしっかり学ぶことができました。

 

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