2023年11月30日(木) 3年生 蚕学習のため3回目の信大繊維学部訪問
3年生は総合的な学習の時間で、2学期の間に各学級とも3回目の信州大学繊維学部訪問を実施。
蚕学習として、信州大学繊維学部構内にある、真綿・蚕糸館へ行ってきました。
真綿づくり体験をさせていただいたり、貴重な資料を見せていただいたりしました。
真綿づくり体験では、一晩水につけ、重曹を入れ煮てやわらかくした繭から、
さなぎや脱皮殻を取り除き、木枠にひっかけて引っ張り、真綿を作りました。
引っ張る力がいるのですが、何回かやっていくうちにうまく木枠にかけられるようになりました。
作った真綿は、よく乾かしてほぐすと綿になるそうです。
真綿・蚕糸館には、繭を使った芸術作品、衣服、工芸品など様々な作品が展示されていました。
また、貯繭庫(ちょけんこ)という繭の倉庫を見せていただきました。
重要文化財になっており、学部で一番古い建物だそうです。
中には、旧上田蚕糸専門学校時代に使われていた教材がたくさん展示されていました。
特にカイコの卵の生長の様子が分かる模型は貴重なものだそうです。
カイコが作り出した繭から様々な製品が生み出されていることが分かり、
蚕糸業が盛んな「蚕都・上田市」の歴史を知ることができました。
(サントミューゼのサントは、この蚕都が由来になっているそうです!驚き!)