2024年11月29日(金) 6年生 つなげ!きめろ!キャッチセット アタックプレル
6年生「つなげ!きめろ!キャッチセット アタックプレル」

11月29日(金)の午後、本校を会場に令和6年度上小体育研究会研究大会が
信州大学教育学部教授岩田靖先生を講師にお迎えして開催されました。受付後、
実証授業(5校時:体育館・6年1組)、開会行事、授業研究会(講師による指導も含む)
講師による講演会「ボール運動の学び方と認識学習」、閉会行事といった日程でした。
上小体育研究会のメンバーを中心に外部から約50名ほどと本校の職員が約20名ほどが
この日、体育館で行われた公開授業を参観しました。

上小体育研究会の研究テーマは「すべての子どもたちが、自ら運動の楽しさを味わい、
深めていくにはどうしたらよいか」~「認識学習」を大切にした、教授行為と教材づくり~
令和6年度の研究の方向を抜粋して紹介すると...
①上小体育研究会が考える「勢いのある授業」とは...
すべての子どもたちが(魅力的な教材に惹きつけられ)参観し、理解(わかりやすい課題や
研究の道筋を把握)して、活躍(運動に没頭・意欲的に挑戦)している状態。
②上小体育研究会が考える「雰囲気のある授業」は...
教師と子どもたち、そして子ども同士が声をかけ合う・教え合うなど肯定的な人間関係の
もとで安心して授業に参加し、笑い、歓声、励まし、喜びの表現などが頻繁に生じる状態。
③「認識学習」についての捉え...子どもたちの姿に合わせて捉え直していく。
そして、「よい体育授業を成立させる条件」と結びつけながら研究・実践を進めてきた。

6年1組が今回取り組んた単元は「つなけ!きめろ!キャッチセットアタックプレル」で
ネット型・連携型球技です。サッカーかバスケットボールかバレーボールかといわれれば
もちろんバレーボールにつながっていく球技です。自らボールに向かいレシーブしたり、
セットしたり、アタックを決めたりする楽しさ、チームで協力してボールをつなぐおもしろ
さを感じ、中学校へ進学後も、「また、ネット型球技をしたい!」という思いにつながるよ
うにしたいと考え、単元が設定されています。
単元を貫く学習問題は、「アタックをうまく決めるにはどうすればよいか」です。

本時の主眼は「中間ミーティングで、レシーブを前にいる人(セッターの人)が、キャッチ
セットできない時には、役割転換が必要であると気づいた児童たちが、そのような状況でも
上手にアタックを決めるナイスプレイ集や作戦版を使用してポイントを理解したり、シミュ
レーション練習を行ったりすることを通して、ゲーム中に役割転換をしてアタックを決める
ことができる。」です。ここまで前置きが長くなってしまいました。実際の授業は.........。

授業研究会では、体育及び保健体育を専門教科とする参加者の先生方から、忌憚のない
厳しくもあり温かな意見や助言がたくさんでたことでしょう。ありがたいことです。
授業者はこのような授業公開の経験を積み重ねていき、教師の本分である授業力をアップ
していきます。すべては子どもたちに確かな力をつけるためです。
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