2024年12月11日(水) 6年生 協働的な学びへの挑戦 国語 詩を朗読して紹介

6年生 協働的な学びへの挑戦! 国語 「詩を朗読して紹介しよう」

 今年度、本校で立ち上げた3つの研究部会の一つ「協働的な学び部会」では

 「友と考えを共有し比較することで、自らの考えを再考する子ども」

 をテーマに据えて、「共有」「比較」「再考」の三つの段階を基本に、

 これらのサイクルを意識する中で、考えを深めていける子どもの姿を目指しています。

 1校時、6年3組の教室にて国語「詩を朗読して紹介しよう」の授業公開がありました。

 ねらい(つける力)は、「八木重吉の『ぽくぽく』を読み、感じたことや考えたことを

 酢プレッとシートに書き込んだ子どもたちが、『ぽくぽく』という言葉の意味について

 考える場面で、ぽくぽくの前後に書かれている文章や詩が表現していることについて

 友と語り合う活動を通して、自分たちの詩から読み取れることを文章で表現することが

 できる」でした。

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 この授業の【学習問題】「ぽくぽくとまりをつくことで、嫌な思い出がよい思い出に

 変化していくのか」(めあて)に対して、スプレットシートへの記載が多かった

 「ぽくぽくは何を表しているのか」を【学習課題】(追究の見通し・焦点化)に設定して

 個人追究⇒グループでの考えの共有(共同追究)⇒全体共有・全体追究でぽくぽくの捉えや

 前後の文章の解釈についても語る場・意見交換がなされていきました。

 タブレットの中での【共有】⇒【比較】⇒【再考】の「思考のスパイラル」から飛び出し、

 全体追究の場面では、子どもたち同士の対話、まさに「言語活動」によって活発な

 「思考のスパイラル」が展開されていました。「デジタル」的な手法での協働的な学びと

 「アナログ」的な手法での協働的な学びがミックスされたorハイブリット化された授業展開

 に、子どもたちは当たり前のように対応して、主体的に学んでいる姿がみられました。