2025年11月 7日(金) 5年生 押出川へ!実験&放流!

5年生 押出川へ!実験&放流!   

 10月末に押出川へ行き、川の中に入って流れを体験・実験することや、

 押出川で行われているホタルの保護活動を知ること、カワニナの採集・放流を通して、

 「流れる水のはたらき」や自分たちの身の回りの自然環境について学習してきました。

 水の流れが速いところと遅いところでは、それぞれ流れる水にはどのような働きが

 あるのか、土の削られ方や土はどこに運ばれていくのかを、予想を立てて臨みました。

 川に来た子どもたちは、川の勢いに少し不安そうな表情を浮かべながら、「波立っている所

 は流れが速そう」「見たことない生き物がいそう」と活動に心踊らせている様子でした。

 実際に川へ入ると、岩場の歩きづらさや上から見ただけではわからなかった深さに驚い

 たり、この時期の川の冷たさを感じたりと、あらゆる場所に目を向け、体を動かし、

 全身で学習しているようでした。実験では班で協力をし、手を取り合って活動している

 様子が印象的で、疑問や課題の解決に全員で向かって行く力強さを感じました。

 ホタルの保護活動では、ホタル保全会の方のお話を伺い、押出川や東小周辺に生息する

 ホタルの様子について学びました。ホタルが育つためには、「綺麗な水」と「カワニナ」

 が欠かせず、コンクリートで固められた川では、カワニナは育ちにくく、ホタルも少なく

 なってしまうそうです。そこで、カワニナを採集し、菅平からの綺麗な水が流れる押出川

 への放流にも取り組みました。子どもたちは、ホタルが無事成長することを願うとともに、

 身の回りに生きている生き物や川に捨てられているゴミなどにも目を向けていました。

 ホタルを守ることは、川やまちを大切にすることなのだと、身近な自然と触れ合う活動を

 通して、地域の方々の思いや、自然と共に生きる大切さを感じ取っていました。

 当日は川に実際に入っての体験・実験ということもあり、持ち物の準備や体調管理など、

 多くのご協力をいただきました。おかげで、安全に、そして充実した学びの時間を過ごす

 ことができました。ありがとうございました。~5学年だより「みんなのわ」より~

   58.jpg    59.jpg

             60.jpg