2023年12月19日(火) 読書旬間・クリスマスにちなんだ朗読とピアノ演奏
12月の全校音楽は「くりみ割り人形」の鑑賞
12月19日(火)の朝活動の時間に「全校音楽」がありました。
今月の歌「赤鼻のトナカイ」を歌いながら入場した後、
学校司書の先生による「くるみ割り人形」の絵本の読み聞かせ(ステージは大きくスライド投影)
とその場面に合わせた「くるみ割り人形」(チャイコフスキー作曲)のピアノ曲を
音楽専科の先生が演奏してくれました。
所々に、子どもたちにとっても聴き馴染みのあるメロディーが流れると
「この曲、知っている。掃除の時の音楽だ(「行進曲」)」
「この曲、ソフトバンクのCⅯの曲だ(「あし笛の踊り」)」などのつぶやきが聞かれました。
「くるみ割り人形」で有名な曲と言えば......。
「花のワルツ」⇒チャイコフスキーのメロディーメーカーとしての才能、
サウンドの魅力などが凝縮されているとても魅力的で全曲中最も華やかで有名な曲です。
「金平糖の精の踊り」⇒当時発明されたばかりの楽器チェレスタを起用した
最初の作品として広く知られています。
「ロシアの踊り トレパック」⇒軽やかなテンポと爽快なメロディーから
運動会でBGMとしてもよく用いられています。
「行進曲」⇒子供たちがクリスマスツリーを囲んで踊ります。
弦楽器で奏でられるメロディーは子供たちの弾む心と体を表します。
「中国の踊り」⇒お菓子の国に住むお茶の葉の妖精が華麗なダンスを披露します。
弾むように刻むファゴットとコントラバスの歌をフルートが優しいメロディーで包み込みます。
「あし笛の踊り」⇒可愛らしくて優しい曲調の聴きやすく親しみやすい曲です。
携帯会社のCMでおなじみのあの曲です。
寒い体育館ではありましたが、全校児童が「くるみ割り人形」の世界に引き込まれ、
集中して鑑賞している光景は、実にしっとりと心温まるものでした。