2025年11月21日(金) 5年生 クラスにあふれさせたい言葉・なくしたい言葉

  なかよし人権月間中です。より心地よいクラスを目指して、日常使っている「言葉」について考えました。子ども同士の会話を聞いていると、けっこうきつい表現が耳に入ってきます。けんかなどでカッとなったときは、意図的に使うこともあるでしょうが、無意識に出てくることもあるようです。保育園・幼稚園や小学校・習い事などで友だち関係が広がるにつれて、「よくない言葉」も覚えて使うようになりますよね。誰かがけんかをして良くない言葉が飛び交う場面を目撃したとき、「あれは、ムカついたときに使う言葉なんだ。」と。"学習"し、自分も使うようになる...といったようなことが始まりで、言葉の意味を深く考えずに日常的に使っているようです。

 クラスで「なくしたい言葉」をあげたところ、本当にたくさん出てきました。黒板に書かれた字を見ているだけで、気が滅入る感じです。「あふれさせたい言葉」もたくさんあげられました。「ありがとう」「がんばろう」「ドンマイ」「ファイト」「すごいね」「たしかに(同感)」「優しいね」などなど。温かい気持ち、うれしい気持ちになります。改めて文字に表して見ると、違いは歴然。「自分も言っていたことがある。相手も自分も傷つけないように、(なくしたい言葉は)言わない。」「優しい言葉で生活すると、自分もよい生活ができる。」といった感想をもった子どもたちでした。習慣的に使ってきた言葉を改めるのはなかなか難しいかもしれませんが、みんなで意識しあっていきたいことです。

 

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