2025年10月31日(金) 3年生 人権月間がはじまります
浦里小学校では、11月を浦里小学校人権月間として、人権について見つめなおす期間としています。今週は子どもたちと、人権とは何だろう??というお話を改めてしました。子どもたちも今までの学びを思い出して、「友だちとなかよくすること」など、答えてくれました。子どもたちには、なかよくするだけでなく、さまざまな人権に関わる問題(身近な例でいうと、新型コロナが流行り始めたときに、感染された方への心無い反応が様々ありましたね)があることを少し話し、人権とは「生まれながらにだれもが自分らしく幸せに生きる権利を持っている」ということなんだよということを話しました。ただ、人間は「社会」を作って生きている生き物ですので、「自分らしく」が「自分勝手」になってしまうことは望ましくありません。「自分らしく」を突き通す人がいる一方で、だれかだけが我慢をするような世の中では残念です。自分が好きなことや大切にしていることを否定されない生き方をみんながする中で、他人の思いも受け取り、時には自分の考えをゆずれる余裕を持ちたいものです。そんな大人でも難しい課題を子どもたちは、毎日学校で学習中です。毎日の関わりの中でうまくいかないことは本当にたくさんあります。だからこそ、子どもたちが言うように「友だちとの関わり」を学習していくことは大切なことだなぁと思います。
この一か月、道徳や他教科でも人との関わりや、人と自分の考え方の違いがあること等、機会をとって学んでいきたいと思います。11月8日の土曜参観では、人権にかかわる授業の参観や、子どもたちの考えた「人権標語」など見ていただけるかなと思います。私たち大人も改めて子どもたちひとりひとりを一人のかけがえのない人間としてとらえ、関わりや言葉がけを考えていきたいものです。

