2025年11月11日(火) 3年生 休み時間に火事が起こったら!!
子どもたちには日程を知らせず、木曜日の2時間目休み、みんながバラバラの時間に避難訓練が始まりました。普段から放送を静かに聞くことを心がけている子どもたちです。放送から燃えている場所と、集合する場所をしっかりと聞きとり、燃えている場所を避けて避難場所に集合をすることができました。ただ、ふりかえりの中で、いつもは気にしてできている「しゃべらない」のところが、ざわざわしてしまったということを子どもたちは気をつけたいと思ったようでした。自分たちで考えて動くためには、こういう訓練も大切だなと思います。
避難訓練の後に、今年度は「煙体験」を行いました。火事の時こわいのは、燃えている火よりも煙です。火事の際に出る煙には、いろいろな体に有害なものが含まれています。そして、速いスピードで広がってしまいます。消防署の方に、体に影響のない白い煙を満たしたテントをご準備いただき、その中に入るとどんな風に見えるのか、どう逃げればいいのかというのをみんなで体験させていただきました。中に入ると少し先も見えません。真っ白な世界になってしまいました。一歩進むのも怖いと感じた子もいたようです。今回は模擬ですので、熱さも、有害なものもありませんが、それでも煙にまかれてしまうことは怖いことでした。体験後の感想では「実際のけむりだったら・・・」とその怖さを子どもたちは話してくれました。普段できない体験をさせていただき、煙にまかれないようにするためにも、改めて火事をおこさない大切さ、避難の訓練を真剣にやる大切さを子どもたちと確認できました。

