2025年11月20日(木) 3年生 交通安全 怖さを実感 合言葉は「とまる・みる・まつ」

 木曜日に交通安全教室がありました。今回は自動車販売協会のみなさんをお迎えして、「車と歩行者の衝突実験」と「トラックの内輪差実験」を行いました。

衝突実験では、みんなのかわりに車にひかれてくれるダミー人形をみんな真剣な表情で見つめていました。向かってくる車は時速40キロです。実際の道路だとすると、すごく速い車ではありません。衝突の瞬間、「グシャ」という嫌な音がしました。そして人形は8mもとばされてしまいました。子どもたちもその衝撃に驚き、そして怖さを感じたようでした。子どもたちぐらいの身長ですと、フロントガラスやボンネットに頭を打ちつけてしまう様子も人形から教えてもらいました(人形の頭部に白い粉がついており、車にどうぶつかったかが白い粉のついた跡でわかるようになっていました)。

内輪差の実験では、トラックの死角に入ってしまうと全然子どもの姿が見えないことや、前輪ではなく後輪に巻き込まれてしまうことを教えてもらいました。どの子も真剣に話を聞き、「もしあの人形が自分だったら、友だちだったら」と考えることができました。そして、最後には自転車で自分が加害者になってしまうかもしれないことや、長野県では保険に入っていないと公道での自転車乗りができないことを改めて教えていただきました。

教室に帰ってからのふりかえりの中で、授業を通して感じた事故の恐ろしさや、これからの自分にいかしていくことを一人一人が書きました。改めて道の歩き方についてや、自転車の乗り方についてお家でも再確認していただけるといいかなと思います。

 

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