2025年11月21日(金) 3年生 身近な気づきから行動にうつす 浦里のゴミ拾い
3年生も後半に差し掛かり、残りの授業数を数えていたところ、もう少しこまゆみの時間が取れそうだということが分かりました。こまゆみの時間(総合的な学習の時間)とは、わかりやすく言うと「自分で見つけ、自分で考え、行動してみる力」を育てることを目標にしている教科です。変化が早く、正解が一つではないこれからの世の中をより良く生きていくためにはとても重要な力と思いますし、わたしも大好きな教科の一つです。
ちょっと前に子どもたちに「残りの時間が10時間ぐらい作れそうだけど、どんなことをやってみたい?」と聞いたところ、出てきた一つが「浦里のごみ拾いをしたい」でした。思ってもみないことが出てきて、わたしはちょっとびっくりだったのですが、よくよく聞くと、そこには「ゴミが落ちているのをよく見るので、浦里をきれいにしたい」「ゴミが落ちていない地域にするためにみんなにも呼びかけたい」「いつもお世話になっている地域の人たちに何か恩返しをしたい」「人の役に立つことがしてみたい」という子どもたちの願いが込められていました。地域と共に学校を作っている浦里ならでは子どもたちの思いがあるなぁと思いました。
そんないきさつがあり、先週の金曜日に、みんなで計画した浦里のごみ拾いに行ってきました。
クラスを「南団地チーム」「学校のまわり・藤之木チーム」に分け、それぞれ出発!途中幾人もの歩行者の方から「ゴミ拾いしてくれているの?ありがとうね。」「きれいになってうれしいなぁ、ありがとうね。」と声をかけてもらい嬉しそうな子どもたちでした。やっているときには「ゴミ拾い楽しいなぁ。」「拾った分だけ、きれいになっているってことだよね。」「越戸(今回はいけなかったので)まで時間を延ばしてきれいにしたい。」とわいわい、楽しくゴミ拾いができました。
時間を9:50~10:50までの1時間と区切り、拾っていた結果・・・、いいことなのか悪いことなのか、思っていたよりも多くのごみを拾うことができました。中には子どもが出したごみ、大人が出したごみと分かるものもあったり、ガラスなど危険なものも。子どもたちは、拾ってみて「きれいな浦里にしたい」と感じたようで、今回見つけたごみについてよびかける方法を考えることになりました。どんな方法で?どうしたらよりわかりやすく伝わる?など考えることも沢山ありそうです。身近な気づきからやってみたいことをやってみる中で、たくさんの学びがあるといいなと思っています。

