2025年12月19日(金) 3年生 ステキなランプシェードになりました

子どもたちが蚕を育てていた時から作りたいと言っていた「ランプシェード」。「蚕都上田」の伝統と文化を継承しようと活動する信州上田繭クラブ「繭友」さんにご相談したところ、講師として学校に来ていただけました。

 

今回は、真綿からランプシェード、そして小岩井紬工房さんでも教えてもらった紬糸を作ることに。材料となる繭は、もちろんみんなが毎日お世話をがんばって育ててきた蚕さんのものです。はじめに蚕と上田市とのつながりを改めてお話しいただき、いよいよスタートです。

「生糸」とりにすでにチャレンジしている子どもたちにとって、「紬糸」は繭からとれる2種類目の糸です。この二つの糸を組み合わせて作られるのが上田紬だと思うと、体験を通して、子どもたちの理解もさらに深まったかと思います。紬糸は、繭を煮て柔らかくし、それを引き延ばして作った真綿を使って作ります。真綿をさわってみるととても柔らかくて、あの硬かった繭がこんなにふわふわになるなんて、とても不思議な気持ちでした。また、真綿を伸ばしてみると2m以上伸び、みんな目を丸くしていました。手でこすり合わせると、紬糸ができます。生糸の取り方と全然違いますね。みんな一生懸命指先を使って糸にしていきました。なかなかこの作業は機械化できないそうです。繭によってのび方の違いがあるので人間の手でやらないといけないのですね。

そして、真綿を糸状にせず、ふんわり広げて風船につけていくとランプシェードになります。真綿を伸ばして、ボンドをつけて、貼って・・・と繰り返し、みんな上手にできました。真綿ランプは、乾くまでに1週間ほど時間がかかるので、来週、風船から真綿をはがしてみたいと思います。

子どもたちの「やりたい!」という希望をかなえていただき、本当にありがたかったと思います。今年度、蚕を育ててきたこと、浦里や上田と蚕業が深くかかわってきたことを学習してきて、こういった形で繭の工作もできてよかったなぁと思います。

実はまだ、蚕の繭が残っています。「もういちど、生糸をとってタッセルづくりをしたい。」「誰かにプレゼントをしたい。」という声も聞こえてきていますので、3学期も楽しめるといいなと思っています。蚕さん、繭をありがとう!

 

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