2021年2月19日(金) 未来へのエール

 本日は、公立高校前期選抜の合格者へ話をする機会を3学年の先生方に設けていただきました。

 ご存じの通り、長野県の公立高等学校に中には前期選抜試験を行う高校があります。

 

 また、公立前期の他にも私立高校の選抜も既に行われている関係で、3年生の半数弱の生徒が高校合格の内定をいただいています。後期選抜の生徒より一ヶ月以上早く、合格の内定をいただいたことになります。

 今日は、生徒たちに、合格を勝ち取った中学校生活の努力を賞賛し、「その自分を今後も大事にしていって欲しい」「合格をすることが目標ではなく、高校生活を自分らしくがんばることが目標である。」との話をしました。

 

 私自身も、公立の高校で教頭を務めた経験があり、受験をする側ではなく、していただく側にいました。

 

 入学生の中には、前期選抜で合格した生徒もいれば、後期選抜で合格した生徒もいます。高校側にとっては、どちらの選抜で合格しても4月1日が全員の共通のスタートです。そう考えると、前期選抜で残念な結果になっても、後期選抜に向けて下ばかり向いていられないですし、下を向く必要は全くないと思います。

「これから、これから」という感じです。

 

 そして、4月のスタートの段階で、前期合格者の中には後期の合格者に比べ、なかなか高校生活のリズムがつかめない生徒が見られたことがありました。

 原因は定かではありませんが、一ヶ月以上早くに合格が決まった生徒と3月の後半まで努力をし続けた生徒との差なのかなと感じています。

 ぜひ、高校生活で主人公として活躍するためにも、これからの生活を大事にして、高校生活につなげていって欲しいと思います。

そんな思いを込めて話をしました。

 

 ※廊下に展示してある「書き初め」が入試を迎える3年生にエールを送っているように思えました。

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