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10月29日(金) [校長日記] 正門の大時計を新しく設置しました!

 正門から見える大時計は「昭和62年度の卒業生から寄贈」された大切なものです。

 

 しかし、一昨年ぐらい前から、時計の動きが不安定となり、地上にある操作盤ともうまく連動しなくなってしまいました。

 

 何度も修理を試みたのですが、なかなかうまくいかず、生徒が登校中に見る時間が一時間遅れていたり、昼間は4・5時間も違ってしまうこともありました。

 

 そこで、新しい物を購入し、昨日、設置をしました。

 

 卒業生からいただいた大切な大時計は、35年もの間、四中生の毎日の生活を見守っていてくださいました。本当に感謝しています。

 

 時計は変わってしまいましたが、卒業生の皆様の思いをずっと大切にしていきたいと思います。

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10月28日(木) [校長日記] ステージバック完成!

 本日の朝の時間に生徒集会を設け、本年度のステージバックの発表を行いました。

 

 これは美術部が伝統として毎年製作しているもので、セルリアン祭の開祭式にて披露をされるのが例年ですが、今年はコロナ禍のために、製作に一番時間のかかる9月に美術部の活動が中止されたために、セルリアン祭には間に合いませんでした。

 

 美術の皆さんによると、そんなこともあり、一時は、今年の製作をあきらめかけたこともあったようですが、コロナ禍を乗り越えて、本日の発表となりました。

 

 本日の発表にために、昨日の放課後に足場を組んで、美術部の皆さんと先生方で、昨年度のステージバックを取り外し、今年のものをずれないように大切にはりつけました。

 

 「飛翔~青空に向かって~」とセルリアン祭のテーマと共に、コロナ禍を乗り越えていくことを願い、「だるま」が描かれています。また、古代と現世から未来へ向かう意味なのでしょうか、アンモナイトも登場しています。メッセージ性のある素晴らしい作品です。

 

 今年の美術部は3年生が3名でした。1・2年生と協力しながら、今年も素晴らしいステージバックを制作していただきました。

 

 運動部は夏の中体連、吹奏楽部はコンクールの場面で、部活動の集大成として大活躍をしてくれました。

 

 本日、美術部も3年生にとって集大成のステージバックの発表ができて、本当によかったと思います。

 

 これで、全ての部活動が1・2年生に引き継がれることになりました。

 

 この素晴らしいステージバックにエネルギーをもらいながら、四中全体で「青空に向かって、飛翔」していきたいと思います。

 

 ※来校の際には、ぜひ本年度のステージバックをご覧いただきたいと思います。

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10月26日(火) [校長日記] 縦割り清掃

昨日より、縦割り清掃が始まっています。

 

 これは、生徒会の清掃委員会が企画運営をしているもので、この3年間はなかった取り組みです。

 

 各清掃場所には、1~3年生が配置され、3年生が中心となって清掃に打ち込んでいます。

 

 以前の校長日記にも記しましたが、年度の後半を迎え、その学年の実りの時を迎えると共に、次年度の準備も始まっています。

 

 1年生は学校の中核である2年生になる準備、2年生は学校の顔である3年生になる準備、そして3年生は、義務教育の課程をしっかりとまとめ、自分自身の進路を決定していきます。

 

 そんな点からも、この縦割り清掃は、「上級生の後ろ姿から学ぶ」「下級生に大事なものを伝えていく」というめあてがあります。

 

 生徒会活動や部活動以外では、なかなか縦の交流や繋がりがないのが学校生活です。この縦割り清掃を通して、互いの姿から互いに刺激を受け合っていくことを期待しています。

 

 ※明日の四中クリエイティブタイムでは、「縦割り清掃 中間反省会」が企画されています。自分たちの活動に対しPDCAがしっかりできている点に感心しています。

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10月21日(木) [仕事を学ぼう] 放課後四中アカデミー「仕事を学ぼう」

10/20(水)に、キャリア学習として、今年度2回目の「仕事を学ぼう」を実施しました。

 

 この「仕事を学ぼう」は、地域で働く方のお話をお聞きし、生徒が自分の将来を自分事として(=主人公として)考えることで、仕事について考えを深め、自分の夢の実現に向けて主体的に取り組むための一つの機会として実施しています。

 

 今回は、本校学区内の上田市小牧にある「手作りケーキの店 Tarte」のオーナー、水科剛さんを講師としてお迎えし、希望生徒14名の参加で行いました。

 

 水科さんは、地元・上田市の出身で、一度は一般企業に就職後、東京・青山にあるスイーツ店に勤務し、その後独立して上田市にお店を開き、3年前に現在のお店に移転しました。水科さんは、パティシエを目指すようになったきっかけや その後のいきさつ、店名「Tarte(タルト)」に込められた思い、また実際のお仕事の様子等、1時間ほどお話をしてくださいました。また、学生時代は野球やサッカー等のスポーツに一生懸命で、今の仕事に就くことは全く考えていなかったとのことでした。

 

 参加生徒は熱心にメモをとりながら、真剣な様子で話に耳を傾けていました。またその後の質問コーナーでは「この仕事のやりがいはどんなことですか」「一人前のパティシエになるにはどれぐらいの年月が必要ですか」等の質問が出されました。

 

 最後には、水科さんからのサプライズプレゼントがあり、真剣だった生徒も思わず顔をほころばせていました(それが何だったかはここでは秘密にしておきます)。その後にも、個人的に質問する姿もあり、生徒たちは、実際にパティシエや食に関わる仕事に就こうとしているかどうかに関わらず、自分の夢の見つけ方や叶え方、やりがいのある仕事をするための努力の仕方などを学ぶことができたと思います。

 

 本校では、これからも「『もの・ひと・こと』に主体的に関わる生徒」が育つことを目指し、様々な活動に挑戦していきます。(最後の右下の写真は、同時に実施している自主学習の様子です。立ってアドバイスしているのは、ボランティアの長野大学生です)

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10月15日(金) [校長日記] 連携プレー

 感染症対策支援予算が四中にも配当されています。

 貴重なお金ですので、生徒たちの安全な学校生活のために、大いに役立てたいと考えていました。

 

 そんなときに、図書館司書の先生の「図書館での読書や学習等の諸活動のために、パーテーションが欲しい」との言葉を受け、事務室のお二人の先生がすぐに対応策を考えてくださいました。

 

 パーテーションとして完成している製品を購入すると、多くの予算を使ってしまいます。そんなときに、事務の先生が「材料があれば、自分で作る」と申し出てくださいました。

 そして、なんとあっという間に、家で製作してきてくださいました。

 そのパーテーションが写真のものです。

 

 おかげで、残った予算でCO2モニター(全教室の二酸化炭素を測定します)と加湿器も購入できました。

 

 事務室の先生の「材料購入」と「製作」の見事な連携プレーに感謝です。チーム四中のパワーに感激です。

 ちなみに、その事務の先生は、窓枠の関係で取り付けられなかった図書館の網戸も家にある材料で製作してくださいました。取り外しがマジックテープで可能になっています。

 

 「先生の先祖は大工さんですか?」と冗談交じりに訪ねると、「そう、曾祖父が大工でした」とのこと。

 

 四中の事務室は、日常業務の事務処理はもちろんのこと、「予算やりくりの達人」と「大工の棟梁の生まれ変わり」の腕前を側面にもつ先生で運営されています。

 

 ※消耗品以外に備品として「人感サーモグラフィ」を購入しました。これがまた優れものでモニターの前に立つと即座に「体温」「マスクの着用」を感知します。そして録画をして万が一に備える機能がついています。

 

 生徒や来校者、教職員の健康観察に大いに役立っています。

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10月 8日(金) [校長日記] 学習の日常化

 10月に入っています。

 

 10月は、年度後半のスタートの月でもあります。4月から9月までの前半戦の成果と課題をしっかりと洗い出し、成果を伸ばし、課題については一歩前進を図っていかなければなりません。

 

 また、この後半は、来年度への準備の時でもあります。3年生は進路を考え、2年生は学校全体に目を向け、生徒会や部活動の中心となっていきます。1年生は、新入生を迎える準備をすると共に、中堅学年に向かっていきます。

 

 まさしく実りを迎える秋です。

 

 さて、四中の金曜日の朝の時間は単元テストの時間です。

 

 今朝は、問題集や教科書を友と見ながら登校する姿が何人も見られました。昨年度から実施している単元テストですが、学校生活の中にしっかりと位置付くと共に、生徒たちの学習習慣形成に結びついてきているのではないかと思います。

 

 定期テスト前に集中して勉強をするのではなく、日常的な学習を積み重ねていくことこそ、しっかりとした学習の定着に結びつきます。

 

 そして、その学習の積み重ねがあってこそ、しっかりと次年度や今後につながっていく学力になっていきます。

 

 毎回、真剣に単元テストに向かう生徒の姿が見られています。

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