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6月25日(金) [校長日記] 学校運営協議会

本日、第1回学校運営協議会を開催しました。

 

 昨年度までは、学校評議員会として運営していましたが、本年度より、地域の皆様が主体となって進めていただけるように「学校運営協議会」に移行しました。

 

 設置目的には、

 「上田市立第四中学校の生徒の健やかな成長を支えるため、地域住民等と学校が熟議を行いながら連携・協働し、多様な活動を行う上田市立第四中学校運営協議会を設置する。」とあります。

 

 協議員には、千曲高校の校長先生をはじめ、公民館の指導員、地域の元教育関係者、四中部活動推進委員の方、主任児童委員、長野大学の教授、PTAの代表、四中アカデミーの講師を務めていただいている方、地域で四中教育を支えていただいている方等の10名になっていただき、事務局を含め13名でスタートをしました。

 

 もとより、四中では、地域の皆様との連携を大事に考え「四中アカデミー」や「四中クリエイティブタイム」「職場体験」「出前授業」等の活動に力を入れています。

 

 「地域に育つ子どもを地域全体で支援していただく」というコンセプト実現のために、運営協議会皆様のお力をどんどんお借りしていきたいと思います。

 

 ※授業参観をしていただいた後、意見交換をしました。

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6月22日(火) [校長日記] 城下小学校6年生の中学校体験

 今日は、学区内にある城下小学校の6年生が来校し、授業参観と体験授業を行いました。

 

 昨年度は、コロナ禍のために実施できませんでしたので、2年ぶりの実施となります。

 

 城下小学校の6年生は2クラスですので、授業参観と体験授業を1時間ずつ交互に体験してもらいました。

 

 参観授業では、1年生の授業を中心に中学校での学習の様子を見てもらいました。小学校にはない技術科の授業や教科担任制の様子、50分間の授業時間等、中学校生活の様子を少しは感じていただけたと思います。

 本校の1年生にとっても昨年度までの後輩たちに見られていることはよい刺激となったようです。

 

 体験授業では、1組は数学、2組は理科の授業を体験してもらいました。

 

 数学では「算数」と「数学」の違いを考えたり、クイズ形式で数の規則性を考えたりしました。

 

 理科では、マッチのすり方の体験(びっくりしたことに、マッチをすった経験がない子がほとんどでした。確かに我が家にもマッチって無いなあと改めて思いました、、。)や、ガスバーナーの操作と簡単な実験について体験しました(小学校ではアルコールランプを使っているために、全員が初めてガスバーナーを操作しました)。

 

 体験後に6年生に話を聞くと「とても楽しかった」「体育館が大きかった」「中学校生活が楽しみ」などの感想が聞かれ、とてもよい中学校体験になったと思います。

 

 義務教育の教育課程は9年間です。小学校6年間と中学校3年間の連携・つなぎはとても重要です。

 

 これからも、6年生が安心して中学校に進学できるように、様々な情報を提供すると共に、他の学校生活の場面(生徒会活動や部活動、四中クリエイティブタイム、四中アカデミー)も見てもらえる機会を設けられるといいなあと思います。

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6月17日(木) [校長日記] 1学期期末テスト

 本日、明日と1学期の期末テストです。

 本日は4時間(4教科)、明日は1時間(1教科)の日程で行っています。

 

 お知らせしている通り、本校では中間テストを廃止し、単元テストを実施しています。単元で学んだ学習の定着状況を、単元テストを行うことにより、いち早く確かめることでしっかりと学習を定着させていきたいと考えています。

 そして、期末テストでは、その学期に学んだことの全てについて再度振り返る機会としています。

 

 期末テストには、単元テストで培ってきた学力をもとに問題に取り組めるように、総括的な問題や発展的な問題、思考力や自分の考えをアウトプットする問題も取り入れています。

 単元テストでは観点「知識・技能」の定着状況を、期末テストでは観点「思考・判断・表現」の定着状況を確認できるようにしています。

 

 本校の教育の柱は「生徒の主体性を育む教育」です。

 

 生徒たちには、期末テストをもとに、1学期の自分自身の学習の定着状況を振り返り、課題を発見し、その解決に向けて取り組んでいってほしいと思います。

 

 四中では、生徒が自身の課題を解決するために、日常的に教師に相談ができたり、四中アカデミーで個別指導を受けたりできる体制を整えています。

 

 ※1年生にとっては、初めての期末テストでした。緊張感のある雰囲気の中、問題に取り組んでいました。

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6月 9日(水) [校長日記] 勇猛精進

 昨日の校長日記(中体連夏季大会が始まっています!)の中に「勇猛精進」という言葉を書きました。IMG_5168.jpg

 

 これは、6月2日に行われた中体連夏季大会東信大会の壮行会時に生徒に向けて激励の言葉として用いたものです。

 

 実はこの言葉は5.15事件でも有名な第29代総理大臣の犬養毅元首相の直筆の扁額として校長室に掲げられています。

 

 意味は、「勇敢に、そして精力的に物事を行うこと。」

「勇猛」は勇ましい勇ましく雄々しいこと。

「精進」は、精神を打ち込んで努力すること。です。

 

 四中の前身である「川邊中(額中の文字では川邊青年となっています)」に、寄贈していただいたものかと思われます。

 どんな経緯で寄贈していただいたかは定かではありませんが、生徒へのメッセージとして大切にしたい四中の宝です。

 

 四中生には、様々なことに挑戦し、創造的に自分たちの学校生活を創り出し、「勇猛精進」に、学校生活を送ってほしいと思います。

 

 ※校長室でこの扁額を眺めていると、私自身もいつも叱咤激励を受けている気持になり、背筋が伸びます。

 ※来校の際にはぜひ校長室へお立ち寄りいただき、四中の宝である犬養毅さん直筆の扁額をおご覧いただきたいと思います。

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6月 8日(火) [校長日記] 中体連夏季大会が始まっています!

 6日(日)の中体連東信陸上競技大会を皮切りに、中体連夏季大会が2年ぶりに開催されています。

 陸上部の生徒たちも自分の力を精一杯発揮し、多くの生徒が自己ベストを更新したり、県大会出場の切符を手に入れたりしました。

 他の部活動も、大会前ということで練習に一層の熱がこもっています。

 

 当たり前のことが当たり前にできなくなってしまった昨年度は、様々な場面で生徒の活躍の場が奪われてしまいました。3年間部活動に情熱を燃やしてきた3年生にとって、最後の大会がなくなってしまったことは、とても悔しいことであったと思います。 

 

 

 しかし、そんな制限のかけられた中に行われた代替大会では、生徒たちは、その場で精一杯自分たちの力を発揮していました。清々しく、頼もしい姿でした(見ていて涙が出ました)。

 

 本年度は、生徒たちの活躍の場が奪われることがないように、中体連の各専門委員会では、できる限りの感染予防対策を講じて大会を運営しようとしてくださっています。

 

 当たり前のことを当たり前に行うために、多くの方々の支えがあって夏季大会が行われます。生徒たちには、そのことを踏まえて、精一杯今までの練習の成果を発揮して欲しいと思います。

 

 中学校の部活動は、学校生活に中で大きな意義をもっています。一つのことに情熱を注ぎ、とことん向かい合う経験がとても貴重です。そして、目標がかなう経験を味わったり、負けた悔しさを味わったりできるのは、真剣にその種目に向き合った結果から生まれます。

 自分自身と、しっかり向き合ってきた日々があればこそ生まれる感情を味わうことが大事だと思います。

 

 活動の中心は、子どもたちです。今後部活動がどう変容していくかは不透明な状況ですが、「プレーヤーズファースト」「スチューデントファースト」の精神は変わりません。

 

 子どもたちの努力の成果が精一杯発揮できるよう、「一秒でも早く」「一秒でも多く」「1回でも多く」徹底的に部活に取り組めるような体制を全職員でバックアップをしていきたいと思います。

 

 特に3年生は、これから進路を自己決定していくときを迎えます。仲間と共に喜びや苦しみを乗り越えた生徒や自分自身としっかり向き合った生徒は、自分の進路を自分で決定していきます。また、受検を個人戦でなく、団体戦として考えることができます。

 個人の力が伸びると集団の力が伸びる。集団の力が伸びると個人の力が伸びる。それが力のある集団(学校)だと思います。

 

 今週末からは、球技・水泳・武道が始まります。応援をよろしくお願いします。

 

 「勇猛精進」~四中プライドを胸に輝け四中生!~

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6月 7日(月) [部活動] 上田第四中 東信地区陸上競技大会結果

第四中 東信陸上競技大会結果(6/6)

※PDFファイルです。別ウィンドウで開きます。

6月 2日(水) [校長日記] GIGAスクール

 本年度より、一人一台端末が生徒たちに配付されて、ICTを活用した教育実践が本校でも行われています。

 

 現在、全ての教科においてグーグルを用いた教育アプリ(上田市がグーグルのアプリを採用しています)によって、様々なスタイルの授業展開がされています。

 授業参観をしてみると、生徒はとても上手に活用しています。

 

 参観をしている私の頭の中に「?・?・?」が浮かんでしまうような、単語や操作についても、生徒たちはとても飲み込みが早く、どんどん先に進めていました。

 

 技術科の授業では「Jamboard(ジャムボード)」というデジタルホワイトボードアプリを使い、「50年後の技術はどうなっているのだろう」との学習問題に、「車が空を飛んでいる」「タイムマシーンができる」「建物が自由に移動する」などと付箋に書き込み(入力し)ながら友と考えを共有していました。

 今までであれば、「発想はいいけど夢物語だろうな」と考えてしまうようなことも、端末を使った授業の様子を見ていると、時代の変化を痛切に感じるとともに、50年後の世の中には「現実になりそうだな」と思えてきます。

 

 私自身も、昨年の今頃はオンラインでの会議など可能になるとは思ってもいませんでしたが、1年後の今は、当たり前のようにオンラインで会議をしています。

 

 技術の進歩は、完全に私の想像を超えています。(・・と思うのは私だけ?)

 これからの世の中を生きる生徒たちにとっては、新しい情報や技術をどんどん取り入れた教育が必要になっているのだと思います。

 しかし、隣同士にいるのに会話をせず、端末を通してのやりとりだけをしている姿には、一抹の不安も感じました。他者との共同生活である学校の中では、メディアを通さない直接的なコミュニケーションはとても大事です。

 

 「不易と流行」と言われます。新たなものを取り入れながらも、人間生活の大切なものを学ぶ場も大事にしながら、GIGAスクールの推進をしていきたいと思います。

 

 ※写真は、全校への説明と技術科・理科・英語科の授業の場面です。

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